30期生(2015年度9月入学)

池田 三奈(いけだ みな)

研究・関心

JSL生徒がどのように自身の生き方を決めていくのか,その過程に関心をもっています。

JSL生徒が自分の生きたい道を選びとっていくには,どのような日本語の支援をし,どのように子どもたちに寄り添っていけばよいのかを考えながら日々の日本語教育実践を行っています。現在は,子どもがどのようなことを自分の問題として意識し,それに対処していくのか,という点から子どもの人生の歩み方を捉えていきたいと思っています。修了後は語学系の専門学校にて日本語講師として働きます。

学位論文
  • 池田三奈(2017).『JSLの子どもにおける日本語学習意欲とそれを支える日本語教育実践とは何か――あるJSL生徒との日本語教育実践から』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

自己紹介

玉川大学リベラルアーツ学部卒業(副専攻「日本語教育(日本語教員養成過程)」)

外国人の多く住む地域に生まれ育ったことから,高校生の時より日本語教員を目指しておりました。学部時代は大学内の交換留学生へ日本語を教えるボランティアや,台湾での日本語教員実習等を行ってまいりました。卒業後は渡豪し,日本語学校にて日本語講師を務めました。オーストラリアで見たたくさんのESLの子どもたちや,幼い頃より外国人が近くにいたことに影響を受けたことが現在の研究テーマにもつながっています。

曾 凌云(そう りんゆん)

研究・関心

「移動する子ども」は,移動とともにどうしても学習が滞りやすくなります。それは子どものこころの発達にも関わる大事な問題です。私は,停滞期に陥ることを防ぐ,或いは陥った後に克服するための研究とことばの教育に興味があります。現在は,子どもの母語を伸ばしつつ日本語支援もできるような実践研究を行っています。

学位論文
  • 曾凌云(2017).『JSL児童生徒のことばの力の伸長を図った支援のあり方――JSL児童生徒の言語使用に着眼して』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

研究発表

  • 曾凌云(2017年).「JSL生徒のことばの発達を考えた実践――生徒への複言語による作文指導から」第7回年少者日本語教育研究フォーラム(東京:早稲田大学).

自己紹介

國學院大學文学部中国文学科卒業 (副専攻「日本語教育(日本語教員養成課程)」)

中国・福建生まれ。中学校2年生の時に来日後,公立中学校・高校で学びました。これまでは,自分のルーツを肯定的に見れなかった時期があったが,大学で中国語・中国文学を学び直したおかげで自分のルーツを肯定的に見ることができました。自らの日本語学習の経験からも,本研究科に進学したきっかけになっています。

修士課程修了後は中国に帰り,中国の日本語教育について携わって行きたいと考えています。

西井 さくら

研究・関心

日本語教育におけるJTA(Japanese Teaching Assistants)の学びと,それに伴う教師や学習者への影響について関心があります。

これまでのJTAまたはTAに関しての研究は,「役割」や「どのようにしたら有効に機能するか」など機械的に捉えられ,語られる存在でありましたが,私はJTAを,学習者の日本語学習に積極的に関わる存在として捉え,JTAの日本語教育学的な学びと,JTAによる教師や学習者の変化に焦点を当て,研究をしたいと思っております。

高須 赤絵(たかす あかえ)

研究・関心

早稲田大学国際教養学部国際教養学科卒業

学部時代,留学先のスウェーデンで日本語を専攻する大学生に出会ったことで,日本語を勉強しに日本に来ている留学生に興味を持ち,早稲田の留学生向けの日本語授業でボランティアを始めたことが,日本語教育に関わり始めるきっかけでした。

そこには,外国人留学生に混ざって,日本人の名前を持つ,いわゆる帰国生が多くいました。私の周りにも,海外経験の長い友人がたくさんいたこともあり,彼らについての興味を深めることとなりました。本研究化で知見を深め,現状を把握・理解するだけでなく,彼らのため,もしくはこれからグローバル化していく日本社会のために,何かできることを模索していきたいと思っております。

学位論文
  • 高須赤絵(2017).『「移動し続ける人生」から捉え直す日本語教育の役割――SILSの「キコク」の事例から』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文.[概要書