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【終了しました:2月5日】2010年度 語彙教育研究会

テーマ: 学習サイト「経済のにほんご」の開発と評価
発表者:小宮千鶴子

「経済のにほんご」(http://keizai-nihongo.com)は,大学で経済分野を専攻する留学生や日本企業への就職を希望する留学生が,それぞれの目的に応じて経済の基本用語とその使い方を学ぶための学習サイトです。主な対象は中上級日本語学習者で,専門教育を受ける前から日本語学習と並行して学べる点に特色があります。

扱われている基本用語は,中学と高校の公民科教科書から選定した約600語で,英語・中国語・韓国語の訳語があり,学習者は関心のあるテーマから基本用語を選んで学べます。重要な基本用語には,「物価が上昇する」のような連語とその例文が付いています。基本用語,連語,例文には,すべて音声が付いていて,例文ではディクテーションなどの練習もできます。

この発表では,「経済のにほんご」の開発の目的や方法などを中心に,評価にも一部触れたいと思います。

  • チラシ「語彙教育研究会」日時: 2011年2月5日(土)14時~15時30分
  • 会場: 早稲田大学 早稲田キャンパス22号館717教室
  • お問合わせ: 語彙教育研究会(c.komiya@waseda.jp)
  • チラシをダウンロードする[PDF]

皆様のご来場をお待ちいたしております。

2010年1月23日:語彙教育研究会
「大学生を対象とした漢字の『読み』習得調査と自習教材の開発」

  • 日時: 2010年1月23日(土)15時~16時30分
  • 会場: 早稲田大学早稲田キャンパス22号館717教室[アクセス
  • 発表者: 宮田公治(松蔭大学異文化コミュニケーション学部専任講師)
  • テーマ: 大学生を対象とした漢字の「読み」習得調査と自習教材の開発

発表要旨

大学生の基礎学力低下が問題視されるようになって久しいが,あらゆる分野の学習の基盤にあるのが言語能力であり,その中でも,実態を客観的に測定しやすく,かつ比較的単純な方法で習得させやすいのが,語彙の知識であると考える。発表者は,勤務先の大学生(日本語母語話者)の学力に合った語彙学習教材を開発すること目的として,2007年から漢字の「読み」テストを課し,「誤答率」の調査を行っている。本発表では,これに関連した以下の話題について報告する。

  1. 「誤答率が低い語」の特徴
  2. 「習得優先度」の序列づけ
  3. 自習用教材の作成(eラーニングとゲーム)
  4. 上級・超級の日本語教育への応用

★事前の予約は必要ありません。直接,会場へお越しください。

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研究室紹介ビデオで,当研究室の研究内容をご紹介

スライド

小宮千鶴子研究室では,日本語教育における語彙の教育について考えます。語彙の学習は,学習段階が進むほど学習目的による学習内容の差が大きくなります。また,日本語教育における語彙教育は,学習者の専門分野や目的などに沿って,口頭表現や文章表現の能力の向上につながる形で行う必要があります。そのような性格をもつ語彙教育をいかに効果的に進めるかについて理論と実践の立場から考察します。

当研究室の研究内容を,ビデオ付スライドで紹介しています。[> スライドを見る:推奨環境,IE6以上

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専門日本語教育学会 第9回研究討論会の模様

2007年3月10日(土)九州大学西新プラザ。

小宮千鶴子「留学生のための経済の基本的な専門語―中学と高校の公民教科書索引を資料として」