沈 希望(SHIM, Heejin

研究内容

韓国人学習者に見られる特殊拍の知覚と生成―動詞テ形の習熟度に着目して―

韓国人学習者の特殊拍の習得について研究しています。とくに、動詞テ形に現れる特殊拍について、韓国人学習者が「正しいテ形の形を覚えているか」と「正しいテ形の形を発音できるか」とを比較しています。その中で、学習者の文法学習における音声指導のあり方について考察しています。

学位論文

  • 沈希津(2019).『初級韓国人学習者の特殊拍の習得研究――動詞のテ形に着目して』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文.

業績

論文

  • 沈希津(2023).動詞テ形の習得プロセスにおける特殊拍の発音 ― 初級韓国人学習者の特殊拍の使用実態に着目して『日本語教育研究』62,161-174.

発表

  • 沈希津(2023年6月).「動詞テ形に現れる特殊拍についての知識とその運用―初級韓国人学習者に着目して―」韓國日本言語文化學會.
  • 伊藤茉莉奈,沈希津(2022年9月).「⾳声をテーマとする⽇本語教師教育における課題―現状の⽇本語教師研修の分析から―」韓國日本語學會(オンライン).
  • 沈希津(2021年3月).「初級韓国人学習者の動詞活用における特殊拍の生成―テ形活用における誤用のパターンから―」早稲田大学日本語教育学会(オンライン).
  • 印省熙,沈希津,徐映京(2021年11月).「韓国語オンライン授業の事例―TAとLAの学修支援を含めて―」日本韓国語教育学会(オンライン).
  • 印省熙,Wei Zuo,徐映京,沈希津(2019年9月).「授業におけるTAの役割と活動について」朝鮮語教育学会・朝鮮語研究会合同大会(東京大学).
  • 沈希津(2019年4月).「動詞テ形に現れる特殊拍の生成―初級韓国人日本語学習者を中心に―」韓国日語教育学会(明知専門大学).
  • 経歴

    2023年4月~現在
    人間文化研究機構国立国語研究所 研究系 技術補佐員