本調査
- OKさん
- 予備調査も終わり,いよいよ本調査。どんなことに気をつけたらいいのかな。
- L先輩
- 本調査は予備調査とは違って,調査人数も多いし,かなり時間がかかります。特に海外で調査をする場合,いろいろな状況を予想し,よく準備した方がいいかもしれません。とても時間と労力がかかる作業なので,繰り返し行なうことは難しいと思います。それから,音声研の特殊性といえば,機械を使うことなので,マイクや録音機,分析ソフトの使い方など,事前に確認した方がいいでしょう。また,予備調査と違って,本調査のデータは修論や研究発表に使われることがあるので,謝礼をすることが普通です。日本国内の場合は500円の図書カード(図書券)が一般的ですが,海外の場合は,文法具やお菓子をあげると,喜んでもらえるかもしれません。
- T先生
- 予備調査でわかったことを踏まえた上で,本調査に臨みましょう。データ分析には思ったより時間がかかるので,本調査を長引かせないこと。それから,データを収集するときには,関係者の許可を得て,調査協力者の署名をしてもらうこと。プライバシーの保護など,多くの点に気をつけなければなりません。データのバックアップをとっておくこと。わからないことは,必ず調査の前に演習で聞いてください。
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