口頭試問
- OKさん
- 修論提出後に口頭試問があるって聞いたけど,何を聞かれるのかな?
- L先輩
- 修論を提出した大体1ヶ月後,口頭試問があります。修論を提出して,ホッとして,修論の内容はちょっと忘れてしまったという人もいますが(実はわたしです),ちゃんと記憶を拾って,口頭試問に臨みましょうね。口頭試問は中間発表と違って,雰囲気が和やかなので,あまり緊張しなくていいと思います。念のため,修士論文と概要書を持っていったほうがいいです。でも,概要書を棒読みするのはあまりよくないです。まず,修論について3,4分で自分の言葉で簡潔にまとめます。そこで,自分の研究のセールスポイントを強調して言ったほうがいいかもしれません。それから,副査の先生から質問があります。一生懸命考えて,修論まで書いたので,自信を持って答えられると思います。例えば,私の場合は,「調査協力者はどうして一般の学習者ではなく,大学生にしたんですか?」,「ここの考察に関して,どうしてそう思いますか」など確認の感じの質問でした。一人の研究者として,自分の見解をきちんと述べることが望ましいです。
- T先生
- 口頭試問では,まず,研究の概要を簡潔にまとめます。メモ程度のものを作って持って行ってもいいですが,自分が行った研究の内容なので,原稿を棒読みするのは避けたいですね。自分の研究のオリジナリティーとして,先行研究と異なる点や研究成果としてわかったことをアピールするといいでしょう。その後,副査から質問があります。口頭試問は「落とす」ために行うものではありませんので,副査からの質問をよく聞いて,落ち着いて答えてください。質問の意味がわからないときは,曖昧なまま返答するのではなく,遠慮なく副査に確認するといいでしょう。
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