千仙永 (チョン ソニョン)

2018年3月博士号取得。2020年より東京大学日本語教育センター・助教

研究テーマ

学位論文

  • 千仙永(2018).『音声コミュニケーション教育の実践をとおした実習生の学び』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文.http://hdl.handle.net/2065/00057075
  • 千仙永(2011).『日本語音声教育実践における学び――非母語話者実習生へのインタビュー調査を中心に』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

業績

受賞

  • 2017年度『早稲田日本語教育学』優秀論文賞受賞(2018年3月24日表彰).第22号掲載展望論文「日本語音声教育の変遷・課題・展望――日本国内における教師教育に着目して」http://hdl.handle.net/2065/00054102

研究助成

論文

  • 千仙永(2017).「日本語音声教育の変遷・課題・展望――日本国内における教師教育に着目して」『早稲田日本語教育学』22,41-60.早稲田大学大学院日本語教育研究科.http://hdl.handle.net/2065/00054102
  • 千仙永(2017).「音声教育実践における実習生の意見交換――メーリングリストの内容分析から」『日本語學研究』52,101-120.韓国日本語学会.http://dx.doi.org/10.14817/jlak.2017.52.101
  • 千仙永(2016).「発音指導実践における実習生と学習者のインタラクション ――実習生の学びを中心に」『日本語学硏究』48,125-142.韓国日本語学会.http://dx.doi.org/10.14817/jlak.2016.48.125
  • 戸田貴子,千仙永,大久保雅子(2014).インターネットを用いた音声教育実践――韓国人学習者による「発音BBS」の活動を分析して『日本語学研究』41,33-47.韓国日本語学会.
  • 千仙永,小針奈津美,古賀裕基(2014).BBSを活用した音声学習支援――メンターによる働きかけを中心に『早稲田日本語教育学』16,19-38.早稲田大学大学院日本語教育研究科.http://hdl.handle.net/2065/41569

研究発表

  • 千仙永(2018年8月発表予定).「音声コミュニケーション教育における実践的知識――教材および実践活動の内容分析に基づいて」ヴェネツィア2018日本語教育国際研究大会(カ・フォスカリ大学).
  • 千仙永(2018年2月10日).「音声コミュニケーション教育の目的――意味理解・意味伝達および自己表現」韓国日本学会(淑明女子大学校).
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永,趙氷清(2017年8月5日).「グローバルMOOCsにおける日本語発音オンライン講座――相互評価と個別フィードバック」CASTEL/J 2017(早稲田大学).
  • 千仙永(2017年5月21日).「音声教育における実践的知識とは何か――音声をメタ的に捉えることに着目して」日本語教育学会(早稲田大学).
  • 千仙永(2017年3月18日).「教師教育における音声教育支援の追跡調査からわかること――元実習生は学びをどのように生かしているか」韓国日本語学会(忠南大学校).
  • 千仙永(2016年9月10日).「音声教育実践の実習生同士における意見交換をとおした学び――メーリングリストを介して」2016年日本語教育国際研究大会(Bali Nusa Dua Convention Center).
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永(2016年3月19日).「自律的な発音学習を促すオンデマンド併用授業――『発音チェック』におけるメンターと学習者の意識に着目して」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 千仙永(2015年9月19日).「学習者とのインタラクションをとおした音声教育観の深まり」韓国日本語学会(韓国サイバー大学).
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永(2015年9月13日).「日本語学習者の自律的な発音学習――『発音チェック』における『再提出』が日本語学習者の学びに与える影響」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 千仙永(2015年8月28日:予定).「発音クラスにおける日本語教育実習生の気づき――学習者との対話をとおして」ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(ボルドーモンテーニュ大学).
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永(2015年8月28日).「インターネットを活用した音声指導――ヨーロッパ圏日本語学習者を対象として」ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(ボルドーモンテーニュ大学).
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永(2015年5月9日).「eラーニングを活用した日本語音声学習支援」東京音声研究会発音フェスタ(早稲田大学).
  • 千仙永(2015年3月21日).「日本語発音指導に関する自己省察――音声教育実践の受講動機から」韓国日本語学会(徳成女子大学校).
  • 戸田貴子,千仙永,古賀裕基,趙靚,小針奈津美,大久保雅子(2014年9月13日).「『発音BBS』を活用した日本語学習者の発音学習」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).[発表スライド:PDF
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永(2014年8月26日).「海外における新しい日本語音声教育実践の可能性」タイ国日本研究国際シンポジウム2014(チュラーロンコーン大学).
  • 千仙永(2014年8月).「日本語母語話者と非母語話者の実践者の協力によって作り上げる音声教育――韓国人学習者のための発音指導の教材制作および実践から」日本語教育学会実践研究フォーラム(東京外国語大学).
  • 千仙永(2014年7月).「発音指導実習における補助教材――制作過程をとおしてみた実習生の学び」2014年日本語教育国際研究大会(シドニー工科大学).
  • 千仙永(2014年6月).「発音に関する意識化と日本語教育の視点からの学び――受講生のコメントシート分析から」日本語教育学会(創価大学).
  • 戸田貴子,千仙永,大久保雅子(2014年3月22日).「インターネットを用いた音声教育実践――『発音BBS』における韓国人学習者の学びを中心に」韓国日本語学会(白石芸術大学校).
  • 戸田貴子,大久保雅子,千仙永,張婉明,趙靚(2014年3月).「日本語学習者の音声習得を促す発音学習支援――継続的な自律学習に向けた支援方法」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 千仙永(2013年8月).「日本語教育実習生にとっての『アクセント確認』の意味」カナダ日本語教育振興会(トロント大学).
  • 戸田貴子,古賀裕基,大久保雅子,尹涍禎,千仙永,張婉明,趙靚(2013年3月).「オンデマンド発音授業における新しい学習支援の試み――BBSによって促された学習者の気づき」(資料集 pp. 44-47)早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 千仙永(2011年9月).「非母語話者日本語教育実習生の音声教育に関する考え方――理想の発音・教師像の変容を中心に」ポスター発表(資料集 pp. 1-2).早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 千仙永(2011年8月).「非母語話者日本語教育実習生の音声教育実践における学び――心理面の葛藤を中心に」口頭発表(『異文化コミュニケーションのための日本語教育2』pp.76-77)2011年世界日本語教育研究大会(天津外国語大学).

報告・エッセイ

  • 千仙永(2011).「日研で得た新たな視点」『日研とわたし』.早稲田大学大学院日本語教育研究科「10年のあゆみ」(創設10周年記念誌)Web版.http://www.waseda.jp/fire/gsjal/essay.html#m27
  • 千仙永(2011).「わたしにとって実践研究とは何か――学習者から実践者への成長」『日本語センター及び日研におけるポートフォリオ実施のための理論と実践』(pp.97-103).早稲田大学日本語教育センター一般研究(2010年度重点研究,研究代表者:細川英雄).http://www.gsjal.jp/hosokawa/dat/2010portfolio.pdf

テレビ出演

  • 古賀裕基,大久保雅子,千仙永(2013年5月4日)「未来の学者とお悩み解決!所さんのノービル科学賞!」(日本テレビ).