劉 羅麟(リュウ ローリン)

2023年2月博士号取得

研究テーマ

キーワード

音声教育、音声習得、母語の活用

学位論文

  • 劉羅麟(2023).『日本語の音声の習得と教育における母語の役割――学習者の母語と母方言を活用した音声教育を目指して』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文(未公刊).[概要書:PDF
  • 劉羅麟(2017).『ナ行音・ラ行音の知覚・生成混同における母方言の影響――四川方言の下位方言である成都・重慶方言の差異に着目して』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

業績

論文

  • 劉羅麟(2022c).日本語教材におけるナ行音・ラ行音の記述に関する一考察――学習者用教科書と教師用参考書の調査と分析を通して『中国語話者のための日本語教育研究』13,78-93.
  • 劉羅麟(2022b).日本語学習者によるナ行音・ラ行音の生成とその混同――中国語西南官話話者を対象に『早稲田日本語教育学』32,41-58.http://hdl.handle.net/2065/00088702
  • 劉羅麟(2022a).日本語の音声の授業における学習者の母語の活用――学習者が得た知識面・認識面・運用面の学び『日本語/日本語教育研究』13,169-184.
  • 劉羅麟(2021).母語に関わる諸用語に関する議論の概観――第二言語習得の先行研究の整理を通して『早稲田日本語教育学』31,127-135.http://hdl.handle.net/2065/00082730
  • 劉羅麟(2020).中国語成都・重慶方言話者によるナ行音・ラ行音の知覚混同―子音・母音・音環境に着目して―『早稲田日本語研究』29,1-12.
  • 劉羅麟(2020).漢字語彙の意味推測を重んじた漢字授業―非漢字系初級レベルの実践の紹介―『早稲田日本語教育実践研究』8,49-50.http://hdl.handle.net/2065/00073321
  • 劉羅麟(2016).四川方言話者のナ行音・ラ行音の知覚混同に関する一考察――後続母音の影響に着目して『早稲田日本語教育学』21,93-101.http://hdl.handle.net/2065/00051755

研究発表

  • 劉羅麟(2023年3月).「中国語話者による拗音の誤用パターンと学習者の内省」中国語話者のための日本語教育研究会第53回大会(東京都立大学南大沢キャンパス).
  • 劉羅麟(2022年10月).「母語による影響は音声のレベルで起こるか音韻のレベルで起こるか――中国語西南官話話者による日本語のナ行音・ラ行音の知覚と生成の事例から」第22回日本第二言語習得学会国際年次大会(中央大学後楽園キャンパス).
  • 劉羅麟(2022年9月).「中国語方言の無声音・有声音は日本語の清音・濁音の指導と練習に活用できるか――西南官話話者の学習者の学びと捉え方から」中国語話者のための日本語教育研究会第52回大会(東京都立大学南大沢キャンパス).
  • 劉羅麟(2021年9月).「中国語西南官話話者によるナ行音・ラ行音の生成の傾向や特徴」中国語話者のための日本語教育研究会第50回記念大会(オンライン開催).
  • 劉羅麟(2019年9月).「既存のナ行音・ラ行音の練習方法に関する一考察――これまでの成果とこれからの課題」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 劉羅麟(2019年7月).「中国語成都・重慶方言話者によるナ行音・ラ行音の知覚混同――子音・母音・音環境に着目して」早稲田大学日本語学会(早稲田大学).
  • 劉羅麟(2018年12月).「ナ行音・ラ行音の生成における母音の影響――中国語成都・重慶方言話者を対象に」第12回国際日本語教育・日本研究シンポジウム(香港理工大学).
  • 劉羅麟(2017年11月).「日本語学習者のナ行音・ラ行音の生成混同――成都方言話者を対象として」音声コミュニケーション学会(早稲田大学).
  • 劉羅麟(2017年8月).「ナ行音・ラ行音の知覚混同における母方言の影響――若年層の成都方言話者に着目して」第5回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム(延辺大学).