第11回:特別企画「シャドーイング――研究成果と実践」
開催要領
基調講演:迫田久美子氏(広島大学大学院教授)
「シャドーイングの魅力と謎――日本語の習得からシャドーイングの実践まで」
日本語の習得研究の観点からシャドーイングを分析し,本当にシャドーイングがいいのか,どんな点でいいのか,問題はどんなところにあるか・・・について,これまでの研究結果や現在行っている研究について紹介する。
ほかに研究発表,およびディスカッション。日本語教育現場におけるシャドーイングの実践について考える特別企画。最新DVD教材「日本語でシャドーイング」を使用した練習も体験できる。
- 日時: 2009年6月27日(土)13:00~16:00
- 場所: 早稲田大学早稲田キャンパス22号館2階[MAP]
- 費用: 無料(事前申し込み不要)
- 主催: 「日本語教育と音声」研究会
- チラシをダウンロード[PDF]
プログラム
13:00~ | 開会挨拶 |
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13:10~ | 基調講演:迫田久美子氏「シャドーイングの魅力と謎――日本語の習得からシャドーイングの実践まで」 |
14:40~ | 休憩 |
14:50~ | 戸田貴子・大久保雅子「シャドーイングを使った音声教育――学習者と教師の意識を中心に」 |
15:45~ | 質疑応答 |
16:00 | 閉会 |
基調講演スライド
「シャドーイングの魅力と謎――日本語の習得からシャドーイングの実践まで」
迫田久美子氏(広島大学大学院教授)
第11回研究会を終えて
大久保雅子(日本語教育と音声研究会事務局)
2009年6月27日(土)に迫田久美子先生(広島大学大学院教育学研究科教授)をお招きし,日本語教育と音声研究会を開催いたしました。迫田先生に「シャドーイング研究」をテーマにご講演いただきましたが,当日は110名を超える参加者をお迎えすることができ,大変盛況な会となりました。
迫田先生の基調講演では,日本語の習得研究の観点から様々な視点で取組まれてこられたご自身のシャドーイング研究の成果を基に,どう工夫したら効果が得られるかという実践的なお話をいただきました。質疑応答では参加者の皆様から積極的に質問が出され,有意義な意見交換が行われました。
今回は,専門の違う様々な方々にもご参加いただき,「多岐にわたる分野の方々との交流」という当研究会にとって新たなページを開くことができました。今後,より質の高い研究会を目指して研鑽してまいります。次回も皆様のご参加を日本語教育と音声研究会事務局一同,心よりお待ち申し上げております。