任(イム)ジェヒ
2020年7月,博士号取得
研究テーマ
学位論文
- 任ジェヒ(2020).『「学習者視点」に基づく「ことばの多様性」の学習に関する研究――「人称表現」における多様性を対象として』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文.http://hdl.handle.net/2065/00074159
- 任ジェヒ(2015).『対称詞にみられる表現主体の意識と言語形式との関係――LINEを媒介とした非対面コミュニケーションを中心に』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文.
業績
研究助成
- 2020年4月~2023年3月
- 任ジェヒ(研究代表者)『日本語学習者の多様な言語生活に対応したバリエーション教育開発のための基礎研究』JSPS科研費(若手研究:20K13092)
- 2019年4月~2020年3月
- 任ジェヒ(研究代表者)『「総合的コミュニケーション能力」の育成を目指す日本語教材開発のための理論構築』2019年度早稲田大学特定課題研究助成費(若手・アーリーキャリア支援,課題番号2019E-93).
- 2019年4月~2020年3月
- 任ジェヒ(研究代表者)『「待遇コミュニケーション教育」のための日本語教材開発の試み』2019年度早稲田大学特定課題研究助成費(研究基盤形成,課題番号2019C-399)
- 2018年4月~2019年3月
- 任ジェヒ(研究代表者)『対称詞を通した対人関係構築に関する一考察――大学内の接触場面における使用実態より』2018年度早稲田大学特定課題研究助成費(新任の教員等,課題番号2018S-191)
論文
- 任ジェヒ(2019).日本語教育における「ことばの多様性」は何を目指すのか――学習・教育目的にみる適切さの意味から考える『早稲田日本語教育学』27,101-120.http://hdl.handle.net/2065/00063986
- 蒲谷宏,任ジェヒ,曹旼永,唐暁詩,平松友紀,溝井真人,柳東汶(2019).「〈言語=行為〉観」再考――「前提」・「背景」の提唱『日本語学 研究と資料の会』42,1-17.
- 平松友紀,任ジェヒ,蒲谷宏(2019).待遇コミュニケーション教育の立場から見たコミュニケーション教育のあり方『待遇コミュニケーション研究』16,97-112.
- 任ジェヒ(2018).対称詞のバリエーションをめぐる研究の現状と展望――複文化・複言語を射程に入れた日本語教育からのアプローチ『日語日文学』80,93-112.
- 任ジェヒ,平松友紀,蒲谷宏(2018).日本語教育におけるコミュニケーション教育の現状と目指すべきもの『早稲田日本語教育学』25,1-20.http://hdl.handle.net/2065/00058466
- 任ジェヒ(2018).「個」へのアプローチによる対称詞の多様な「意味合い」――大学生・大学院生における対称詞の使用意識から『待遇コミュニケーション研究』15,18-34.
- 任ジェヒ,平松友紀,蒲谷宏(2018).待遇コミュニケーション教育のあり方(Ⅱ)――待遇コミュニケーション教育における今後の課題とは何か『待遇コミュニケーション研究』15,186-201.
- 平松友紀,任ジェヒ,蒲谷宏(2018).待遇コミュニケーション教育のあり方(Ⅰ)――待遇コミュニケーション教育はどのように捉えられてきたのか『待遇コミュニケーション研究』15,170-185.
- 蒲谷宏,任ジェヒ,平松友紀(2018).待遇コミュニケーション教育のあり方『待遇コミュニケーション研究』15,168-169.
- 任ジェヒ(2017).待遇コミュニケーション学の位置づけ――ポライトネス理論との関連『待遇コミュニケーション研究』14,44-58.
- 任ジェヒ(2016).LINEを介した非対面コミュニケーションにおける「二人称表現」の使用実態『日本語学 研究と資料』39,24-41.
発表
- 任ジェヒ,野田尚史(2020年9月19日:予定).「韓国語を母語とする日本語学習者の読解における推測ストラテジー」第41回韓国日本語学会 連携協力研究会 合同学術大会.
- 任ジェヒ,三谷彩華(2019年12月).「留学生の『その場にいない第三者についての談話』の理解――話題を特定する表現に注目して」韓国日語教育学会(韓国祥明大学校大学).
- 任ジェヒ(2019年9月).「日常生活における人称表現のバリエーション――学習者の用いる『人を呼びかける・指し示すことば』の記述を通して」(ポスター発表)早稲田日本語教育学会(早稲田大学).
- 任ジェヒ(2019年6月).「個人の多様性を重視する日本語教育研究の課題と方法論の検討」待遇コミュニケーション学会研究会(早稲田大学).
- 平松友紀,任ジェヒ,蒲谷宏(2018年5月).「日本語教育における待遇コミュニケーション教育のあり方」日本語教育学会(外国語大学).
- 任ジェヒ,平松友紀,蒲谷宏(2018年3月).「日本語教育においてコミュニケーション教育が目指すもの」早稲田日本語教育学会(早稲田大学).
- 蒲谷宏,任ジェヒ,平松友紀(2017年10月).「待遇コミュニケーション教育のあり方」待遇コミュニケーション学会(早稲田大学).
- 任ジェヒ(2017年9月).「二人称表現に対する日本語教育からのアプローチ――先行研究における課題を踏まえて」韓国日本語教育学会第60回国際学術大会(韓国慶尚大学).
- 任ジェヒ(2017年7月).「『場と人間関係』に対する意識化を促すための教室活動に関する一考察――初級日本語クラスの学習者へのインタビュー調査から」日本語学 研究と資料の会(早稲田大学).
- 任ジェヒ(2016年11月).「非対面コミュニケーションにおける場面認識――自称詞と対称詞の使用に注目して」大韓日語日文学会2016年秋季国際学術大会(韓国釜山大学).
- 任ジェヒ(2016年10月).「待遇コミュニケーション学の位置づけ――ポライトネス理論との関連」待遇コミュニケーション学会(早稲田大学).
- 任ジェヒ(2016年4月).「非対面コミュニケーションに見られる対称詞――コミュニケーション主体の『きもち』に注目して」待遇コミュニケーション学会(早稲田大学).
- 任ジェヒ(2015年9月).「対称詞に見られる話者の意識と言語形式との関係――LINEを媒介とした非対面コミュニケーションを中心に」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
- 任ジェヒ(2015年7月).「コミュニケーションにおける『対称詞』の使用――その段階性に注目をして」日本語学 研究と資料の会(早稲田大学).
経歴
- 2020年4月~
- 立教大学日本語教育センター 教育講師
- 2018年4月~
- 国立国語研究所 日本語教育領域 共同研究員
- 2019年4月~2020年3月
- 東洋大学国際教育センター 非常勤講師
- 2018年4月~2020年3月
- 早稲田大学大学院日本語教育研究科 助手
- 2017年4月~2018年3月
- 国立国語研究所 日本語教育領域 プロジェクト非常勤研究員
- 2016年4月~2018年3月
- 早稲田大学 日本語教育研究センター 非常勤インストラクター
- 2015年4月~2016年3月
- 東進ランゲージスクール(日本語学校) 非常勤講師
- 2014年4月~2016年1月
- 早稲田高等学院 日本語チューター
- 2013年4月
- 早稲田大学 大学院日本語教育研究科 入学
- 2013年3月
- 早稲田大学 文化構想学部 卒業
- 2009年2月
- 韓国大田外国語高等学校 日本語学科 卒業