修士課程:2期生

王瑋(オウイ)

出身

  • 中国遼寧省大連市

修士論文

  • 王瑋(2003).『待遇表現の習得における中国人学習者の問題点とその解決に向けたストラテジーの考察』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

高澤信子(TAKAZAWA, Nobuko)

研究テーマ

  • 待遇表現,敬語表現,コミュニケーション,日本語学・表現法,日本語教育

経歴

出身地,東京。

2007年,三重大学国際交流センター 専任講師

  • 住所:〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 三重大学国際交流センター(Mie University, Center for International Education and Research)
主な日本語教育歴
  1. 日本語学校(アジア系学生(中国・韓国・台湾・マレーシア)大学・大学院進学者対象)(非常勤講師)
  2. (社団法人)国際日本語普及協会(AJALT)(主に欧米系ビジネスパーソン対象)(講師)
  3. 国立国際救援センター(アジア福祉教育財団)(インドシナ難民(ベトナム・ラオス・カンボジア)対象)(非常勤講師)
  4. 立教大学大学院(学部留学生・大学院留学生対象)(補講講師)
  5. 中国上海,同済大学(Tongji University)(常勤専任 日本語講師)
  6. 三重大学,国際交流センター(専任講師)

業績

学位論文
  • 高澤信子.『Tennessee Williamsの作品研究』英米文学科学士論文(未公刊).
  • 高澤信子.『副詞の考察―日本語と英語』日本文学科学士論文(未公刊).
  • 高澤信子(1997).『条件節「と」「ば」「たら」「なら」の意味的・機能的分析』法政大学大学院人文科学研究科修士論文(未公刊).
  • 高澤信子(2001).『「近代語における敬語表現について――婦人雑誌を中心に」立教大学大学院文学研究科修士論文(未公刊).
  • 高澤信子(2003).『「誘い」における待遇コミュニケーションについて』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
論文
  • 高澤信子(2007).Emailを媒体とした敬語表現指導についての一考察―「誘い表現」を中心に『三重大学国際交流センター紀要』2.
  • 高澤信子(2006).中国語母語話者に対する「敬語表現」指導についての一考察―行動展開表現を中心に『日本学研究(北京日本学研究センター)』16.
  • 高澤信子(2006).ビジネスパーソンにおける「敬語コミュニケーション」について『立教大学日本語研究』13.
  • 高澤信子(2005).日本語学習者の『語彙・語句の習得』について―中国の大学で学ぶ学習者を中心に『立教大学日本語研究』12.
  • 高澤信子(2004b).「誘い表現」における待遇表現指導について――先生・先輩・友人を誘う場合『AJALT日本語研究誌』2.
  • 高澤信子(2004a).「待遇コミュニケーション評価」に関する一考察――「誘い表現」を中心に『立教大学日本語研究』11.
  • 高澤信子(2003).論説と随筆における接続詞―日本語教育への応用『立教大学日本語研究』10.
  • 高澤信子・他(2003).「待遇コミュニケーション」とは何か『早稲田大学日本語教育研究』2.
  • 高澤信子(2002b).接続詞と接続表現との関係について――文章理解における有効性『立教大学日本語研究』9.
  • 高澤信子(2002a).「お」「ご」の分析結果報告―日本語能力試験出題基準1万語を対象に『AJALT日本語研究誌』1,6.
  • 高澤信子(2000).「の」について『立教大学日本語研究』7.
  • 高澤信子(1999).「と」「ば」「たら」「なら」の意味的・機能的分析『立教大学日本語研究』6.
  • 高澤信子・他(1998).中級教科書の変遷『AJALT』21.
  • 高澤信子(1995).副詞の考察―日本語と英語『日本文学論叢(法政大学大学院)』24.

発表

  • Takazawa, N. (2007, 26, Aug). "A Study of Communication Between People at Different Relation Levels in Japanese: Application for Academic Japanese." The 7th symposium of Nordic Association for Japanese and Korean Studies [NAJAKS] (University of Copenhagen, Denmark).
  • 高澤信子(2007年7月21日).「中国語母語話者の『敬語表現』習得について」中国語母語話者のための日本語教育研究会(大阪府立大学).
  • 高澤信子(2007年6月16日).「コミュニケーション指導における一考察―アカデミック・ジャパニーズへの応用」日本語教育学会中部地区研究集会(岐阜大学).
  • 高澤信子(2007年6月13日).講演「外国人児童の教育について」(三重県桑名市立大山田小学校).[対象:小学校教員]
  • 高澤信子(2006年9月16日).「ビジネスパーソンにおける『待遇コミュニケーション』について」待遇コミュニケーション研究会(早稲田大学大学院).[『待遇コミュニケーション研究』3号に要旨掲載]
  • 高澤信子(2005年10月15日).「待遇表現・敬語表現指導について―中国の大学で学ぶ学習者を中心に」北京日本学研究センター20周年記念国際シンポジウム(北京外国語大学)[国際シンポジウム予稿集に要旨掲載].
  • 高澤信子(2005年5月24日).講演「待遇表現・敬語表現について」同済大学(Tongji University)日本語科シンポジウム(中国上海,同済大学,対象:日本語教師).
  • 高澤信子(2004年10月10日).「『誘い表現』の待遇表現指導について―口頭表現とEmailから」日本語教育学会秋季大会(新潟大学).[『日本語教育』125.に要旨掲載]
  • 高澤信子(2004年10月10日).「『誘い表現』の待遇表現指導について―口頭表現とEmailから」日本語教育学会秋季大会(新潟大学).[『日本語教育』124.に要旨掲載]
  • 高澤信子(2004年7月3日).「『誘い表現』の待遇表現指導について―初級中国語母語話者を中心に」早稲田大学日本語学会(早稲田大学)[『早稲田日本語研究』13.に要旨掲載]
  • 高澤信子(2004年5月23日).「『あそばせことば』の待遇性について―明治期から昭和期へ」日本語学会春季大会(実践女子大学).[『国語学』55,4.に要旨掲載]
  • 高澤信子(2004年3月24日).「『誘い表現』における展開について―談話と文章表現から」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).[学会予稿集に掲載]
  • 高澤信子(2003年11月15日).「日本語による『誘い表現』の展開について―待遇コミュニケーションの観点から」言語文化教育学会(青山学院大学大学院).[学会予稿集に掲載]
  • 高澤信子(2003年9月27日).「『誘い表現』における表現ストラテジー―待遇コミュニケーションの観点から」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).[学会予稿集に掲載]
  • 高澤信子(2002年10月19日).「待遇表現における評価について」第二言語習得研究会(お茶ノ水女子大学).

所属学会

「日本語学会」「日本語教育学会」「早稲田大学日本語学会」「早稲田大学日本語教育学会」「言語文化教育学会」「待遇コミュニケーション学会

津村(田中)奈央 つむら(たなか)なお

経歴

  • 2003.9 早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了
日本語教育歴
  • 1997.9~1999.7 ブルガリアソフィア第18高等学校(青年海外協力隊日本語教師隊員として)
  • 1999.10~2006.6 飛鳥学院 非常勤講師
  • 2004.4~ 早稲田大学日本語教育研究センター 契約講師(2004.4~2005.9)・非常勤講師(2005.10~2007.3)・常勤契約講師(2007.4~)

業績

修士論文
  • 田中奈央(2003).『就学生における「待遇コミュニケーション」に関する考察―「音声コミュニケーション」を中心とした実態とその問題点』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
論文
  • 田中奈央(2006).口頭表現クラスにおける学習者の「表現への試み」に関する一考察―「待遇コミュニケーション」の理念に基づいた授業実践から『早稲田大学日本語教育研究』8.
  • 牛窪隆太・武一美・田中奈央・橋本弘美・細川英雄(2006).教室の社会化をめざして―日本語3β・4βクラスにおける「合同授業」実践から見えてきたもの『講座日本語教育』42.
  • 田中奈央・金東奎・須賀和香子・高木美嘉・田中美樹・蒲谷宏(2005).コミュニケーション活動型授業に関する考察―日本語5B・6Bにおける実践から『講座日本語教育』41.
  • 須賀和香子・金東奎・高木美嘉・田中奈央・田中美樹・蒲谷宏(2005).「待遇コミュニケーション教育」としての「コミュニケーション活動型授業」に関する考察―早稲田大学日本語研究教育センター「日本語5β・6β」クラスの実践から『待遇コミュニケーション研究』3.
  • 田中奈央(2004).就学生における「待遇コミュニケーション」の実態と問題点を探る―依頼・許可求め場面のロールプレイによる考察『早稲田大学日本語教育研究』4.
  • 蒲谷宏・待遇表現研究室(2003).「待遇コミュニケーション」とは何か(p.74担当)『早稲田大学日本語教育研究』2.
  • 田中奈央(2003).就学生における「待遇コミュニケーション」に関する考察―相談場面のロールプレイからその実態と問題点を探る『待遇コミュニケーション研究』1.

口頭発表

  • 田中奈央(2007年2月).「「敬語コミュニケーション」クラスの授業設計について」第4回待遇コミュニケーション教育研究会.
  • 津村(田中)奈央・武一美(2006年11月).「「活動型日本語教育」日本語3・4βクラスにおける実践研究について」早稲田大学言語文化教育研究会.
  • 牛窪隆太・武一美・田中奈央・橋本弘美・細川英雄(2005年9月).「日本語教室における学習者の「社会化」を目指して―3β・4βにおける「合同授業」実践を通して見えてきたもの」早稲田大学日本語教育学会2005年秋季大会第6回研究発表会.
  • 須賀和香子・金東奎・高木美嘉・田中奈央・田中美樹・蒲谷宏(2005年9月).「「待遇コミュニケーション教育」としての「コミュニケーション活動型授業」に関する考察―早稲田大学日本語研究教育センター「日本語5β・6β」クラスの実践から」早稲田大学待遇コミュニケーション研究会第3回研究発表会.
  • 田中奈央・金東奎・須賀和香子・高木美嘉・田中美樹・蒲谷宏(2005年3月).「コミュニケーション活動型授業に関する考察―日本語5B・6Bにおける実践から」早稲田大学日本語教育学会2005年春季大会第5回研究発表会.

所属学会

待遇コミュニケーション学会/日本語教育学会/早稲田日本語教育学会

須賀(谷口)和香子  すが(たにぐち)わかこ

経歴

2003年9月,早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了

日本語教育歴
  • タイ国 ラチャパット地域総合大学(日本語教師)
  • メロス言語学院(非常勤講師)
  • 早稲田大学日本語研究教育センター(契約講師)

業績

修士論文
  • 谷口和香子(2003).『環境との関わりを中心とした待遇表現の習得―中国語母語話者と韓国語母語話者を対象に』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
論文
  • 須賀和香子・金東奎・高木美嘉・田中奈央・田中美樹・蒲谷宏(2005).「待遇コミュニケーション教育」としての「コミュニケーション活動型授業」に関する考察―早稲田大学日本語研究教育センター「日本語5β・6β」クラスの実践から『待遇コミュニケーション研究』3.
  • 田中奈央・金東奎・須賀和香子・高木美嘉・田中美樹・蒲谷宏(2005).コミュニケーション活動型授業に関する考察―日本語5B・6Bにおける実践から『講座日本語教育』41.
  • 谷口和香子(2004).「環境」との関わりを中心とした「待遇表現」の習得―国語母語話者と韓国語母語話者を対象に『早稲田大学日本語教育研究』4.
  • 谷口和香子(2003).中級日本語学習者における「待遇表現」の習得―環境との関わりによる表現の習得を中心に『待遇コミュニケーション研究』1.
口頭発表・共同研究
  • 金東奎・須賀和香子・高木美嘉・田中奈央・田中美樹・蒲谷宏(2006年12月16日).「「コミュニケーション活動型授業」に関する考察―「待遇コミュニケーション教育」の観点における実践」韓国日語日文学会冬季大会.
  • 須賀和香子・金東奎・高木美嘉・田中奈央・田中美樹・蒲谷宏(2005年9月17日)「「待遇コミュニケーション教育」としての「コミュニケーション活動型授業」に関する考察―早稲田大学日本語研究教育センター「日本語5β・6β」クラスの実践から―」待遇コミュニケーション研究会
  • 田中奈央・金東奎・須賀和香子・高木美嘉・田中美樹・蒲谷宏(2005年3月24日).「コミュニケーション活動型授業に関する考察―日本語5B・6Bにおける実践から」早稲田大学日本語教育学会.

所属学会・研究会

日本語教育学会/早稲田日本語教育学会/待遇コミュニケーション学会

李承禧(い・すんひ)

博士後期課程に進学。

林 恩拝(リン・ウンベ)

関心分野

将来的に,「待遇コミュニケーションにおける授受表現」をメール文中心とした考察や「韓国日本語学習者」の敬語表現習得課程おける問題点などを中心に研究を続けようと考えております。

出身

  • 韓国(釜山)

修士論文

  • 林恩拝(2003).『「敬語表現」の誤用に関する考察――授受表現を中心に』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

近況

2003年12月より,インターネット会社に就職し,社員の「日本語教育」や「翻(通)訳」などを中心とした業務を遂行しております。現在,実際の研究活動からは離れているんですが待遇コミュニケーション研究会などに参加しながら,現在活躍中の先生方々や各課程(博士・修士)の皆さんの,現場でのお話を伺っているところです。