修士課程:24期生
西山千登勢
研究テーマ
学習者が日本語によるコミュニケーション行為の際に感じる意識について研究しています。
みなさんは,海外旅行先などで,心の中では相手に伝えたいことがあるのに,うまく伝えられないのではないか,または伝えられなかったのではないか,と感じたことはないでしょうか。
上級レベルの日本語学習者も,毎日の日本語での生活で,自分の気持ちをなかなかうまく伝えられないと感じています。豊富な言語知識を持つ上級レベルの学習者でも,自分の思っていることがうまく伝えられない,と感じるその意識は,どのような場面で生じ,どのような様相があるのでしょうか。また,そのような意識が生じる要因は何が考えられるのか,学習者自身の語った体験から解明したいと思います。
学位論文
- 西山千登勢(2014).『日本語学習者における表現上の「ためらい」について――学習者の意識からその様相,要因,変容を探る』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
プロフィール
- 出身地
- 東京
- 経歴
- 日本での社会人経験ののち,オーストラリアへ独立移民として移住。現地企業で働き,7年間を過ごして日本に帰国。再度日本で働きながら,日本語教育の勉強を始める。2012年9月に早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程入学。
朱一瀛
研究テーマ
話し合いにおける緩和表現
興味のあるテーマ:コミュニケーション能力,待遇コミュニケーション教育,緩和表現
プロフィール
- 出身地
- 中国・上海
- 経歴
- 2012年9月 早稲田大学日本語教育研究科修士課程入学
- 2012年7月 中国上海華東政法大学日本語学部卒業