高木美嘉(TAKAGI, Miyoshi)
2006年,博士号取得。
専門領域
- 会話における待遇表現,ストラテジー
- 日本語教育における会話教育
業績
詳しくは,早稲田大学研究者データベースをご参照ください。
学位論文
- 高木美嘉(2006).『行動を促す会話における待遇表現行為の研究――相互行為的会話教育の基礎理論』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文(未公刊).http://wine.wul.waseda.ac.jp/record=b3449663
- 高木美嘉(2003).『依頼の会話における待遇ストラテジーの研究』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
論文
- 蒲谷宏・金東奎・高木美嘉・ほか(2008).「待遇コミュニケーション」における「敬語」の捉え方『早稲田日本語研究』17,71-82.
- 蒲谷宏・高木美嘉(2008).大会委員会企画「待遇コミュニケーション学の構築を目指して」『待遇コミュニケーション研究』5,111-126.
- 高木美嘉・金東奎・須賀和香子・ほか(2008).コミュニケーション活動型クラスにおける教師の役割『待遇コミュニケーション研究』5,19-34.
- 高木美嘉(2007).他の発見から自己の創造を促すコミュニケーション型初級クラスの構想『早稲田大学日本語教育研究センター紀要』20,119-136.
- 高木美嘉・川口義一(2007).企業の重役への敬語表現教育の理念と方法――社会生活の内省を通した敬語表現教育の試み(特集:専門日本語のグローバル化)『専門日本語教育研究』9,3-8.
- 高木美嘉(2006).待遇コミュニケーションにおける「口語表現」の考え方――会話教育の基礎理論の考察(3)『待遇コミュニケーション研究』4,33-48.
- 高木美嘉(2006).行動を促す会話の展開構造の分析『早稲田日本語研究』15,47-58.
- 高木美嘉(2006).会話の「待遇表現」の考察――学習者が産出した会話の分析から『早稲田大学日本語教育研究』8,63-76.http://hdl.handle.net/2065/5802
- 高木美嘉(2005).待遇コミュニケーションにおける「会話表現」の考え方――会話教育の基礎理論の考察(2)『待遇コミュニケーション研究』3,31-46.
- 須賀和香子・金東奎・高木美嘉・ほか(2005).「待遇コミュニケーション教育」としての「コミュニケーション活動型授業」に関する考察――早稲田大学日本語研究教育センター「日本語5β・6β」クラスの実践から『待遇コミュニケーション研究』3,15-30.
- 高木美嘉(2004).「会話」という待遇コミュニケーションの仕組み――会話教育の基礎理論の考察『待遇コミュニケーション研究』2,17-32.
- 高木美嘉(2004).依頼の会話における「断り」の方法について――待遇の観点から(国語学会2003年度秋季大会研究発表会発表要旨)『國語學』55(2),122.
- 高木美嘉(2003).依頼における「説得」の待遇ストラテジー――情報のやりとりと待遇との関係を中心に『待遇コミュニケーション研究』1,37-52.
- 蒲谷宏・高木美嘉(2003).談話における「意図」の諸相――依頼の談話を例として『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』16,1-16.http://hdl.handle.net/2065/3465
- 高木美嘉(2003).依頼に対する「受諾」と「断り」の方法『早稲田大学日本語教育研究』2,137-149.http://hdl.handle.net/2065/3501
- 高木美嘉(2003).会話における待遇の方法――依頼者はどうやって意図を実現しようとするのか『早稲田日本語研究』11,25-36.
発表
- 高木美嘉(2005年).「「行動展開表現」に対する「同意表現」の選択について」第2回待遇コミュニケーション研究会研究発表会.
- 高木美嘉(2005年).会話における待遇表現指導の観点について――会話を相互行為として捉えた場合『2005年度日本語教育学会春季大会予稿集』日本語教育学会.
- 高木美嘉(2005年).「相互行為としての中級の会話授業の試み」日本語教育学会研究集会第5回実践研究フォーラム(早稲田大学).
- 田中奈央・金東奎・高木美嘉・田中美樹・谷口和香子・蒲谷宏(2005年).「コミュニケーション活動型授業に関する考察――日本語5B・6Bにおける実践から」早稲田大学日本語教育学会第5回研究発表会.
- 高木美嘉(2004年).「実践としての会話教育の観点――相互行為としての会話分析の結果を基に」早稲田大学日本語教育学会第4回研究発表会.
- 高木美嘉(2003年).「依頼における「説得」の方法――待遇コミュニケーションの観点から」早稲田大学日本語教育学会第1回研究発表会.
- 高木美嘉(2003年).依頼の会話における「断り」の方法について――待遇の観点から『2002年度国語学会秋季大会予稿集』国語学会.[Ref.発表要旨『国語学』55(2),122]
- 高木美嘉(2002年12月).「会話における被依頼者の「調整」の方法」早稲田大学日本語学会12月大会.
講演
- 高木美嘉(2005).日本語教育における待遇表現教育の考え方――他者と関わる力を育てる『国際理解教育研究会講演会予稿集』東京私立中学高等学校協会.
報告書
- 高木美嘉(1996).韓国での日本語授業報告『月刊国語教育研究』316,54-59.
自己紹介
会話とは,ある場における,ある参与者間において行われる相互行為である,と捉えた上で,その行為の中で何が行なわれているのかを明らかにすることに取り組みながら,日本語教育における会話教育の研究を続けています。
経歴
- 2003年3月,早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了
- 2006年3月,博士(日本語教育学:早稲田大学大学院日本語教育研究科)を取得
- 日本語教育歴
- 大慶大学(韓国・慶尚北道)観光日語通訳科
- ケーシーピーインターナショナル語学研修院
- 朝日カルチャーセンター日本語講座
- 神田外語大学留学生別科
- Institute for the International Education of Students(全米大学加盟東京留学センター全米日本語プログラム
- 慶應義塾大学国際センター
- 早稲田大学日本語研究教育センター
所属学会・研究会
早稲田日本語教育学会/早稲田日本語学会/日本語教育学会/日本語学会/社会言語科学会/待遇コミュニケーション学会/国語学研究と資料の会