徳間晴美
2012年3月,博士号取得。
研究テーマ
日本語学習者の待遇コミュニケーション観の形成と変容について
学位論文
- 徳間晴美(2012).『授業実践における日本語学習者のコミュニケーション観に関する研究――「ありたい自分」の実現を支援する教育を目指して』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士学位論文(未公刊).
- 徳間晴美(2004).『上級日本語学習者の依頼の仕方を母語話者はどのように受けとめるか――「コミュニケーションのうまさ」との関係を探りながら』お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修士論文(未公刊).
業績
論文
- 徳間晴美(2012).日本語学習者の「人としての成長」を考える待遇コミュニケーション教育『早稲田日本語教育学』11,93-107.
- 徳間晴美(2011).日本語学習者の敬語コミュニケーション観の変容過程に関する事例研究『早稲田日本語研究』20,pp.118-129.
- 徳間晴美(2011).授業実践を通して見られた学習者の敬語コミュニケーション観の変容――韓国人学習者の事例分析『日語日文学研究(韓国日語日文学会)』76(1),181-202.
- 徳間晴美(2010).中上級日本語学習者が抱く敬語使用不安の様相――学習者のことばに基づく質的分析による事例『言語文化と日本語教育』40,41-50.
- 徳間晴美(2009).待遇コミュニケーション観の形成に関する考察『日語日文学研究(韓国日語日文学会)』69(1),47-61.
- 徳間晴美(2009).待遇コミュニケーション理解の個人化に関する考察――学習者の個人的経験に焦点をあてた事例から『待遇コミュニケーション研究』6,81-95.
- 徳間晴美,中川正臣(2007).韓国の大学院における日本語教育の実態調査――「学術的な日本語」に焦点を当てて『日本語教育研究』12,81-103.
- 徳間晴美(2004).韓国人上級日本語学習者の依頼の仕方を母語話者はどのように受けとめるか『日本学報(韓国日本学会)』61(1),353-362.
発表
- 徳間晴美(2012年8月18日:予定).「学習者のコミュニケーション観の意識化を促すことの重要性――『ありたい自分』の実現を支援することとのつながり」(ポスター発表)日本語教育国際研究大会(名古屋大学).
- 徳間晴美(2012年2月).「学習者の敬語コミュニケーション観に関する考察」韓国日本学会84回学術大会(同徳女子大学).
- 徳間晴美,南波千春,栄理奈(2011年3月).「短期日本語研修に参加した学習者の学び――ダイアリーを基にした事例分析」(ポスター発表)第27回社会言語科学会(桜美林大学).
- 徳間晴美(2010年10月).「授業実践を通して見られた学習者の敬語コミュニケーション観の変容――韓国人学習者スヨンの事例」韓国日語日文学会秋季国際学術大会(慶熙大学).
- 徳間晴美(2010年3月).「敬語コミュニケーション観の更新のされ方と授業実践のつながり」第25回社会言語科学会(慶応義塾大学).
- 徳間晴美(2009年9月).「目標言語使用環境で学ぶ中上級日本語学習者の敬語使用不安」(ポスター発表)第24回社会言語科学会(京都大学).
- 徳間晴美,西智美(2009年8月).「日本人大学生と学習者の協働的読解授業の試み――メッセージの協働構築データから見えてくるもの」(ポスター発表)日本語教育学会2009年度研究集会(早稲田大学).
- 徳間晴美(2009年3月).「学習者の語りを引き出すことを目的とした調査方法の一試案――深層面接調査法の理論的概念を参考に」早稲田大学日本語教育学会春季大会(早稲田大学).
- 徳間晴美(2008年12月).「学習者の語りから見る待遇コミュニケーション理解の個人化」韓国日語日文学会冬季国際学術大会(明知大学).
- 徳間晴美(2008年3月).「コミュニケーション主体を対象とした質的研究の必要性――第三者的評価とコミュニケーション主体の認識の分析から」待遇コミュニケーション学会第8回春季大会(早稲田大学)
- 徳間晴美(2007年2月).「母語話者が感じる『違和感の有無』や『日本語の上手さ』には何が影響しているか――依頼行為の受け止め方から見えてくるもの」韓国日本学会第74回学術大会(建国大学).
- 徳間晴美,中川正臣(2006年7月).「韓国におけるアカデミック・ジャパニーズに関するニーズ調査――大学院生を対象として」韓国日本学連合会(韓南大学校).
- 徳間晴美(2004年7月).「上級日本語学習者の依頼の仕方を母語話者はどのように受けとめるか」韓国日本学会第2回国際学術大会(東西大学校).
- 徳間晴美(2002年7月).「日本語母語話者が上手だと感じるのはどのような日本語か」第11回小出記念日本語教育研究会(東京女子大学).
プロフィール
所属学会・研究会
- 日本語教育学会
- 早稲田日本語教育学会
- 早稲田大学日本語学会
- 社会言語科学会
- 待遇コミュニケーション学会
- 日本言語文化学研究会
- 韓国日語日文学会
- 韓国OPI研究会(準会員)
出身
神奈川県横浜市