本郷智子(ほんごう ともこ)

2013年4月入学

研究テーマ

  • 複数言語話者による相互行為,コミュニケーション教育,協働的学習
  • 関心のあるトピック: 相互行為分析,マルチモダリティ,対話理論,トランスランゲージング,メディエーション

業績

論文

  • 本郷智子(2017).複数言語使用場面におけるマルチモダリティの活性化――理系研究室ゼミでの相互行為の分析『早稲田日本語教育学』22,21-40.http://hdl.handle.net/2065/00054101
  • 本郷智子,馬場眞知子,御園生保子,伴野崇生(2016).東京農工大学国際センターでの国際教育――理系グローバル人材育成のための複数言語によるアプローチ『多摩留学生教育研究論集』10,11-16.
  • 本郷智子(2014).複言語接触場面における留学生の日本語使用『多摩留学生教育研究論集』9,21-27.
  • Hongo, T. (2012). Language and society: Designing a context-awareness approach in language learning.『多摩留学生教育研究論集』8,17-23.
  • 山崎真弓,本郷智子,広田妙子(2012).日本語学習者の非言語行動の変容に関する事例研究――会話タスクの録画資料の分析から『多摩留学生教育研究論集』8,31-37.
  • 本郷智子,山崎真弓,広田妙子,越前谷明子(2010).相互行為を重視した会話教育――振り返り活動における学びのプロセス『多摩留学生教育研究論集』7,31-37.
  • 本郷智子(2008).英日翻訳プロセスを活用した日本語コンテキストに対する理解促進タスク『多摩留学生教育研究論集』6,45-50.
  • 本郷智子(2006).手順説明における「たら」と「と」の談話機能『多摩留学生教育研究論集』5,19-28.
  • 本郷智子(2005).初級作文クラスにおけるモデル文使用の有用性『東京大学留学生センター教育研究論集』14,57-69.
  • 本郷智子(2005).作文の産出過程を活性化するモデル文使用『日本語教育方法研究会10周年記念論文集』(pp. 7-15)日本語教育方法研究会.
  • 本郷智子(2004).翻訳プロセスを応用した気づきの促進『多摩留学生センター教育研究論集』4,19-25.
  • 本郷智子(2003).中級レベルの学習者同士による誤用訂正活動-グループ・モニタリングの実際『日本語教育』118,96-105.
  • 本郷智子,山崎真弓(2002).協同作業における調整行動-日本語学習者による談話の一貫性の有り様『多摩留学生センター教育研究論集』3,13-21.
  • 小熊貞子,本郷智子,増田真理子,越前谷明子(2000).初級・初期の段階から始める書きの授業――Writing Workshopの実践『多摩留学生センター教育研究論』2,67-71.
  • 本郷智子,関麻由美,上原真知子(1998).気づきを重視した“Ditto-Comp”による学習者トレーニング『多摩留学生センター教育研究論集』1,1-11.

発表

  • 山下誠,野澤督,本郷智子,金孝卿(2017年2月25日).「学習者・教師の多様性を活かした学習デザイン――『協働』をテーマとした言語教育の環境整備を考える」第11回協働実践研究会・第13回外国語授業実践フォーラム(東京:早稲田大学).
  • 上原真知子,小熊貞子,広田妙子,山崎真弓,本郷智子(2016).図・絵ですすめる農学系プレゼンテーション活動『日本語教育方法研究会誌(日本語教育方法研究会予稿集)』23(1),10-11.
  • 本郷智子,上原真知子(2015).理系大学の複言語環境を活用した短期留学プログラムにおける協働『日本語教育方法研究会誌(日本語教育方法研究会予稿集)』22(1),4-5.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009919139/
  • 本郷智子(2014年).「理系大学の複言語接触場面におけるメディエーション」The 14th International Conference of European Association for Japanese Studies(リュブリャナ大学).
  • 本郷智子(2014年).「理系グローバルコミュニティにおける人材育成を目指す日本語教育プログラム」SYDNEY-ICJLE 2014 シドニー日本語教育国際研究大会(シドニー工科大学).
  • 本郷智子(2013年).「複言語場面における留学生と日本人学生の相互行為分析――大学内ラウンジでの多人数会話を事例として」早稲田大学日本語教育学会2013年秋季大会.
  • 山崎真弓,広田妙子,本郷智子(2013).中級クラスにおける雑談会話の実践・振り返り活動の試み『日本語教育方法研究会誌』20(1)(日本語教育方法研究会予稿集),110-111.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009624471/
  • 本郷智子,山崎真弓,広田妙子(2012年).「上級日本語学習者を対象とした相互行為のマルチモーダル分析」ICJLE2012日本語教育国際研究大会(名古屋大学).
  • 広田妙子,本郷智子,山崎真弓(2012).日本人学生に対する上級日本語学習者のインタビュー資料の分析――聞き手としての言語行動に注目して『日本語教育方法研究会誌』19(1)(日本語教育方法研究会予稿集),70-71.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009477911
  • 本郷智子(2011年).「日本語が使用されるコンテキストに対する観察眼の養成」The 3rd Annual N.E.A.R. Language Education Conference.
  • 本郷智子(2011年).「会話教育について考える」2010年度東京大学日本語教育センター研修会.
  • 山崎真弓,広田妙子,本郷智子(2010).学習者同士の振り返り活動を重視した会話授業『日本語教育方法研究会誌』17(2)(第35回日本語教育方法研究会予稿集),62-63.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009497394
  • 山崎真弓,広田妙子,本郷智子(2010).プレゼンテーション教育用教材の開発――テーマと内容構築の材料を提供した科学関連教材「なぜシリーズ」『日本語教育方法研究会誌』17(1)(第34回日本語教育方法研究会予稿集),84-85.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009497342
  • 本郷智子,越前谷明子(2009年).「アジア人財・事前日本語教育プログラムの意義と課題」ICJLE2009豪州日本研究大会・日本語教育国際研究大会.
  • 本郷智子(2009).学習者のレベルに対応した会話教育――実践と振り返りを繰り返す活動から学習者が学ぶこと『日本語教育学会春季大会予稿集』(pp. 80-81)日本語教育学会.
  • 本郷智子,馬場眞知子,越前谷明子(2008).国際教育の視点に立った日本語教育システムの構築――海外リエゾン校における日本語コースの開発『日本語教育学世界大会予稿集』(pp. 1,274-277)日本語教育学会.
  • 本郷智子(2007).日本語の話し言葉の特徴を学習者にどう気づかせるか――4コマ漫画の英日翻訳プロセスを活用して『日本語教育方法研究会誌』14(2)(第29回日本語教育方法研究会予稿集),58-59.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009497173
  • 増田真理子,本郷智子,中村かおり(2006).カジュアル会話,なぜ教室で扱うか,どう教えるか――研究留学生に対する会話教育の一環として『日本語教育方法研究会誌』13(2)(第27回日本語教育方法研究会予稿集),58-59.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009497093
  • 増田真理子,本郷智子(2006).ミニマル会話から拡げる会話教育――会話の「観点」を意識的に学ばせる試みとして『日本語教育方法研究会誌』13(2)(第27回日本語教育方法研究会予稿集),28-29.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009497078
  • 本郷智子,上原真知子,越前谷明子(2006).グループ・プロジェクトによるコミュニケーション技能の養成――やりとり形式ですすめる“大学紹介Mini-Talk Show”初級編『日本語教育方法研究会誌』13(1)(第26回日本語教育方法研究会予稿集),2-3.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009497042
  • 本郷智子(2005).教室活動を通して起こる内省的な学び.菊地康人,増田真理子,前原かおる,本郷智子,大関浩美「現場から発信する『もうひとつの日本語教育文法』――日本語教師だからこそ見えること・できること」『日本語教育学会春季大会予稿集』(pp. 286-287).
  • 本郷智子,増田真理子(2005).学習者による「ディスコース構築」の過程『日本語教育方法研究会誌』12(1)(第24回日本語教育方法研究会予稿集),8-9.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496998
  • 馬場眞知子,小熊貞子,本郷智子,上原真知子,広田妙子,越前谷明子(2004).プレゼンテーションのための諸活動における学習者と教師のインターアクション『日本語教育方法研究会誌』11(2)(第23回日本語教育方法研究会予稿集),30-31.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496989
  • 本郷智子(2004).学習者はモデル文をどのように認識しているか――初級作文活動のモデル文再考『日本語教育方法研究会誌』11(1)(第22回日本語教育方法研究会予稿集),14-15.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496960
  • 山崎真弓,上原真知子,本郷智子(2003).学習者間の自発的なやりとりを促す授業活動――ポスターセッションによる自国文化紹介『日本語教育方法研究会誌』10(2)(第21回日本語教育方法研究会予稿集),16-17.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496947
  • 山崎真弓,本郷智子(2002).協同作業場面の会話における協調的な参加を促す行動『第9回社会言語科学会研究大会予稿集』(pp. 44-49).
  • 本郷智子(2001).英日翻訳を活用した文法タスク『日本語教育方法研究会誌』8(1)(第16回日本語教育方法研究会予稿集),26-27.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496865
  • Hongo, T. (1999). Teacher’s role and Learner Autonomy. 25th Annual International Conference on Language Teaching/Learning, JALT.
  • 本郷智子(1999).学習者の自律を促すタスクの特徴――教授ストラテジーとしての応用『日本語教育方法研究会誌』6(1)(第14回日本語教育方法研究会予稿集),28-29.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496777
  • Hongo, T., Seki, M., & Uehara, M. (1998). Learner training with awareness-raising tasks. 24th Annual International Conference on Language Teaching/Learning, JALT.
  • 本郷智子,関麻由美,上原真知子(1998).タスクによる学習者トレーニング――自律学習を目指して『第7回小出記念日本語教育研究会予稿集』(pp. 142-147).
  • 本郷智子,増田真理子,越前谷明子,小熊貞子(1998).Writing Workshop その2――テキスト構造の重要性『日本語教育方法研究会誌』5(1)(第10回日本語教育方法研究会予稿集),20-21.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496731
  • 越前谷明子,小熊貞子,本郷智子,増田真理子(1997).Writing Workshop その1――初級における書きの教育の開発『日本語教育方法研究会誌』4(2)(第9回日本語教育方法研究会予稿集)34-35.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496710
  • 上原真知子,本郷智子(1997).ディクトコンポ(2)――クラス活動における学習者タイプの影響『日本語教育方法研究会誌』4(1)(第8回日本語教育方法研究会予稿集),42-43.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496688
  • 本郷智子,上原真知子,深尾百合子,越前谷明子(1996).ディクトコンポ(1)――総合的学習活動の試み『日本語教育方法研究会誌』3(1)(第6回日本語教育方法研究会予稿集),4-5.http://ci.nii.ac.jp/naid/110009496633

日本語教育関係の経歴

2007年3月~現在
東京農工大学国際センター 准教授
2006年5月~2007年3月
東京大学留学生センター 特任講師
1994年10月~2007年3月
東京農工大学留学生センター 非常勤講師
1993年4月~2006年4月
東京大学留学生センター 非常勤講師

一言ご挨拶

研究を通して,日本語教育実践を広く,深く,そして楽しく考えつづけたいと思っています。