日本語教育実践研究(9)

シラバス

授業の観察と教育実践を通して,授業デザイン・教室活動・クラス運営・コース運営について体験的に学ぶことを目的とする。とくに,学習環境としての教室をどのような「場」だと捉えるのかを検討しつつ,授業デザインを考え,実践し,それを振り返ることを受講生・担当講師間で協働的に行う。[ガイダンスシート(2009年春学期):PDF

内容

  1. 参与観察:自分が関心を持っているテーマに絞って観察,記述する。
  2. 授業での支援:担当教師と連携して,学習者の活動を支援する。
  3. 授業デザイン:自分が実践する授業をデザインし,必要に応じて教材を作成する。
  4. 授業の実施:自らのデザインに基づき,授業を行い,反省的に振り返る。

対象授業と授業時間

  • テーマ科目「クリティカル・リーディング(5-6レベル)」
  • 金曜日3限
  • 別科学生,院生など。話し合いを中心とした学習活動

※理論研究「学習環境デザイン」を受講していることがのぞましい。

進行

スケジュール

ユニットの構成

  • 1日目: イントロ問題意識の喚起
  • 2日目: 理解(筆者の主張を把握する)
  • 3日目: 表現(筆者の意見に対して自分がどう考えるか)
  • 4日目: まとめ(書く,スピーチをするなどの活動により,ユニットのまとめをする)

参考資料

過去のガイダンスシート

2007年度秋学期に作成したユニット

  • ユニット1:名前
  • ユニット2:外国語の学習
  • ユニット3:境目
  • ユニット4:旅
  • ユニット5:学校
  • ユニット6:便利さ