小松麻美(こまつ あさみ)

2021年7月博士号取得

研究テーマ

学位論文

  • 小松麻美(2021).『創造的想像力を触発する日本語教育――創作活動による日本語学習環境デザインの理論と実践』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文.
  • 小松麻美(2011).『外国人研修生・技能実習生の日本語教育の現状と課題』京都外国語大学大学院外国語学研究科修士論文(未公刊).
  • 小松麻美(2007).『手仕事の復権──秩父銘仙の盛衰を手がかりとして』一橋大学大学院社会学研究科修士論文(未公刊).
関心のあるトピック
アーツ・インテグレーション,学習環境デザイン,表現活動,ナラティブ学習,ライフストーリー,TEM/TEA,成人学習,絵本,想像力

業績

論文

  • 小松麻美(2020).日本語教育における「物語の創作」の意義と展望――創造的想像力の育成とことばの学び『早稲田日本語教育学』29,85-104.
  • 小松麻美(2020).カードゲーム『カタルタ』と絵本を使った創作活動――日本語の教室でクリエイティブ・ラーニングを実現するためのアイディア『言語教育実践イマ×ココ』8,32-37.
  • 小松麻美(2018).より良い翻訳を目指した対話的な学び――合意形成プロセスに着目して『日本語教育研究』44,5-23.http://www.riss.kr/link?id=A105592244
  • 小松麻美(2018).翻訳文をめぐる話し合いにみるアイデアの創発――絵本『とべバッタ』の韓国語訳を例に『日本語教育研究』42,137-156.doi:10.21808/KJJE.42.09PDF
  • 小松麻美(2018).絵本の翻訳文をめぐるディスカッション活動に関する一考察――「あさになったのでまどをあけますよ」の韓国語訳を例に『国際言語文化学会日本学研究』3,17-32.[PDF
  • 小松麻美(2017).絵本の翻訳ディスカッションにみる「絵」の働き――『よるのかえりみち』の日韓訳を例に『日本文学研究』64,5-24.http://www.dbpia.co.kr/Article/NODE07246619PDF
  • 小松麻美(2017).日本語学習者と楽しむ物語の創作――田丸式メソッドによる超ショートショートづくりをめぐって『日語日文学研究』102(1),191-214.[PDF
  • 小松麻美(2017).「絵の鑑賞」による対話型日本語授業のデザイン『日語日文学』73,63-79.http://www.dbpia.co.kr/Article/NODE07107004PDF
  • 小松麻美(2015).ラボラトリー方式の体験学習を取り入れた日本語クラスの試み『国際言語文化』1,67-80.http://id.nii.ac.jp/1289/00000149/
  • 小松麻美(2011).地域の日本語教室からみた外国人研修生・技能実習生の日本語学習環境『言語と文化(京都外国語大学大学院)』5,31-41.

著書(共著)

  • 고마쓰아사미(2018).「일본의 인기 그림책에 묘사된 사후세계상(日本の人気絵本にみる死後世界像)」전남대학교 일본문화연구센터 엮음『일본 문화의 현장과 현재』(pp. 223-242)민속원.
  • 고마쓰 아사미(2016).「한국의 그림책으로 보는 도깨비의 비주얼 이미지──묘사와 번역을 중심으로(韓国の絵本にみるトッケビのビジュアル・イメージ──描写と翻訳を中心に)」전남대학교 일본문학연구센터 엮음『일본문화의 전통과 변용(전남대학교 일본문학연구센터 총서3)』(pp.347-363)민속원.

発表

  • 小松麻美(2022年5月).「日本語教育と創造的な学び:日本語学習として詩や物語を創作することの教育的意義について」(口頭発表)東アジア日本学会2022年春季国際学術大会(オンライン開催)
  • 小松麻美(2020年12月).「日本語クラスでできる創作活動のアイデア」(口頭発表)第23回国際言語文化学会日本語・日本語教育研究会(オンライン開催)
  • 小松麻美(2019年11月).「日本と韓国の創作物語の源泉としての天人女房譚」(口頭発表)アジア民間説話学会第16回国際学術大会(立命館大学)
  • 小松麻美(2019年11月).「日本語学習としての絵本の創作活動をめぐる一考察」(口頭発表)東アジア日本研究者協議会第4回国際学術大会(台湾大学)※次世代発表者参加助成採用
  • 小松麻美(2019年9月).「日本語授業における日韓バイリンガル連詩の創作活動に関する実践報告」(口頭発表)第2回東アジア日本学研究国際シンポジウム(新羅大学)
  • 小松麻美(2019年11月).「日本と韓国の創作物語の源泉としての天人女房譚」(口頭発表)アジア民間説話学会第16回国際学術大会(立命館大学).
  • 小松麻美(2019年11月).「日本語学習としての絵本の創作活動をめぐる一考察」(口頭発表)東アジア日本研究者協議会第4回国際学術大会(台湾大学).
  • 小松麻美(2019年9月).「日本語授業における日韓バイリンガル連詩の創作活動に関する実践報告」(口頭発表)第2回東アジア日本学研究国際シンポジウム(新羅大学).
  • 小松麻美(2019年6月).「絵本の戻し訳による日本語学習の試み――ベトナム語版『おつきさま こんばんは』を用いて」(口頭発表)第22回絵本学会大会(帝京大学).
  • 小松麻美(2019年4月).「韓国絵本の和訳による日本語学習の試み――翻訳文の比べ読みでなにが話し合われるか」(口頭発表)韓国日語教育学会第35回春季国際学術大会(明知専門大学).
  • 小松麻美(2018年12月).「韓国の絵本作家ペク・ヒナが描く天女像の独創性」(口頭発表)全南大学校アジア文化研究所・韓国日本文化学会連合国際学術大会(全南大学校).
  • 小松麻美(2018年9月).「日本語学習材としての絵本の可能性」(口頭発表)国際言語文化学会第6回大会(京都外国語大学).
  • 小松麻美(2018年8月).「大学での日本語学習に適した絵本の選書について」(口頭発表)韓国日本学会第97回(漢陽大学校).
  • 小松麻美(2018年6月).「日本語学習のための協働翻訳にみる絵本の中の認知的道具」(口頭発表)第21回絵本学会大会(札幌大谷大学短期大学部).
  • 小松麻美(2018年5月).「絵本の翻訳ワークショップ」韓国放送通信大学大学院 翻訳と文化科目セミナー(韓国放送通信大学).
  • 小松麻美(2018年4月).「絵を使った対話型日本語授業」釜山日本語教師会 定例会(釜山YMCA).
  • 小松麻美(2018年3月).「絵本を教材として使う(3):語彙・文法・表現の検討」(ポスター発表)早稲田日本語教育学会(早稲田大学).
  • 小松麻美(2018年3月).「絵本を教材として使う(2):語彙・文法・表現の検討」(ポスター発表)言語文化教育研究学会(立命館大学).
  • 小松麻美(2018年1月).「絵本を教材として使う(1):語彙・文法・表現の検討」(口頭発表)第12回京都外国語大学国際言語文化学会 日本語・日本語教育研究会(グランフロント大阪).
  • 小松麻美(2017年12月).「死後世界を描いた日本の絵本:韓国と日本の読者は『このあとどうしちゃおう』をどう読んだか」(口頭発表)日語日文学会(韓国外国語大学).
  • 小松麻美(2017年12月).「絵本に描かれる死後世界のイメージ」(口頭発表)韓中日国際シンポジウム「東アジア文化交流――画像と物語」(蔚山大学).
  • 小松麻美(2017年11月).「絵本に描かれる地獄」(口頭発表)全南大学校日本文化研究センター第12回国際シンポジウム「現代の日本社会における誕生と死」(全南大学).
  • 小松麻美(2017年11月).「絵本の翻訳スタディにおけるコミュニケーション連鎖の分析(3):日本の絵本『もうぬげない』の韓国語訳の場合」(口頭発表)大韓日語日文学会(釜慶大学).
  • 小松麻美(2017年7月).「日本語学習のための翻訳ディスカッションにみる合意形成プロセス」(口頭発表)日韓次世代学術フォーラム(亜州大学校).
  • 小松麻美(2017年5月).「絵本の翻訳ディスカッションにおける『絵』に関する一考察──共同注視を手がかりに」(口頭発表)東アジア日本学会(江原大学校).
  • 小松麻美(2017年5月).「絵本の翻訳ディスカッションで学生はどのようなときに絵の助けを借りるか──『よるのかえりみち』の日韓訳の場合」(口頭発表)絵本学会(フェリス女学院大学).
  • 小松麻美(2017年4月).「絵本の翻訳スタディにおけるコミュニケーション連鎖の分析(2)──『とべバッタ』の日韓訳の場合」(口頭発表)韓国日語教育学会(建国大学校).
  • 小松麻美(2017年2月).「韓国の大学における日本語専攻者のライフキャリア支援と伝版®ワークショップの可能性──伝版®シートの記述分析から」(口頭発表)言語文化教育研究学会第3回年次大会(関西学院大学).
  • 小松麻美(2017年1月).「絵本の翻訳スタディにおけるコミュニケーション連鎖の分析(1)──『あさになったのでまどをあけますよ』の日韓訳の場合」(口頭発表)国際言語文化学会日本語教育研究会(京都外国語大学).
  • 小松麻美(2016年12月).「『絵の鑑賞』による対話型日本語授業──協働による意味生成を促すビューイング活動」(口頭発表)国際シンポジウム東アジア文化交流(浙江工商大学).
  • 小松麻美(2016年12月).「田丸式メソッドで書く〈日本語〉超ショートショート──韓国の学生と楽しむ『物語の創作』」(口頭発表)韓国日語教育学会(明知専門大学校).
  • 小松麻美(2016年5月).「日韓の翻訳絵本の“違い”を楽しむ――日本語授業で絵本を〈見る〉ことに繋げるために」(口頭発表)第19回絵本学会大会(京都女子大学).
  • 小松麻美(2016年5月).「比べ読みを軸にした絵本の翻訳活動──韓国の大学生の気づきに着目して」(口頭発表)日本語教育学会春季大会(目白大学).
  • 小松麻美(2016年3月).「試みとしての絵本の和訳レポート・ディスカッション──韓国で学ぶ日本語専攻者の気づきと受け止め」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会春季大会(早稲田大学).
  • 小松麻美(2015年12月).「韓国の絵本にみるトッケビ(도깨비)のイメージ」(口頭発表)国際シンポジウム東アジア文化交流“妖異・怪異・変異”(早稲田大学).
  • 小松麻美(2015年12月).「翻訳クラスにおける韓国語版日本絵本の活用」(口頭発表)韓国日語教育学会第28回国際学術大会(徳成女子大学).
  • 小松麻美(2015年11月).「創作絵本におけるトッケビ(도깨비)のビジュアル・イメージ分析──韓日・日韓翻訳絵本を手がかりに」(口頭発表)大韓日語日文学会第55回秋季国際学術大会(新羅大学).
  • 小松麻美(2015年9月).「韓国人日本語専攻者の大学から仕事へのトランジションに関する事例研究」(口頭発表)韓国日本語教育学会第58回国際学術発表大会(韓国・慶尚大学).
  • 小松麻美(2015年6月).「韓国の大学で学ぶ日本語専攻者の意識変容プロセス」(口頭発表)東京TEA研究会.
  • 北出慶子,三枝優子,杉本香,小松麻美(2015年3月).「日本語学習者及び教師の変容研究とその方法──『複線経路・等至性アプローチ(TEA)』を例とした可能性」(パネルセッション)言語文化教育研究学会第1回年次大会(東洋大学).
  • 小松麻美(2014年7月).「日本語でつくるデジタル・ストーリーテリング『未来の私への手紙』──表現する場としての教室を目指して」(口頭発表)ICJLE2014日本語教育国際研究大会(豪州・シドニー工科大学).
  • 小松麻美(2014年3月).「日本語会話クラスでのKP法を使ったアナログ・プレゼンテーション活動──協同で磨く“伝える”ための表現技術」(口頭発表)日本語教育学会関西研究集会(園田学園女子大学).
  • 小松麻美(2014年2月).「ラボラトリー方式の体験学習を取り入れた日本語授業実践──ふりかえりレポートにみる学習者の『学び』」(口頭発表)国際言語文化学会第1回大会(京都外国語大学).
  • 小松麻美(2013年8月).「韓国の大学生と〈読む〉日本の絵本──昔話絵本と現代創作絵本『日・中・韓 平和絵本』を教材として」(口頭発表)第3回日中韓朝言語文化研究国際シンポジウム(中国・延辺大学).
  • 小松麻美(2013年8月).「『広告小学校』を活用したメディア日本語授業──韓国の大学における初中級クラスでの実践」(口頭発表)日本語教育学会関西研究集会(京都外国語大学).
  • 小松麻美(2013年3月).「母語によるライフストーリー・インタビューを取り入れた日本語会話授業──海外の大学日本語教育現場での実践」(口頭発表)日本語教育学会関西研究集会(甲南大学).
  • 小松麻美(2012年8月).「〈実践報告〉音読アプローチを取り入れた日本語会話指導──自律学習によるスピーキング能力向上を促す試み」(ポスター発表)ICJLE2012日本語教育国際研究大会(名古屋大学).
  • 小松麻美(2012年3月).「『外国人技能実習生の日本語教育』に関する批判的考察──日本語教育の研究アプローチをめぐって」(口頭発表)日本語教育学会関西研究集会(京都外国語大学).
  • 小松麻美(2010年9月).「外国人技能実習生の日本語学習支援──地域日本語ボランティアと企業との協同モデル事業にみる課題」(口頭発表)日本語教育学会関西研究集会(京都外国語大学).
  • 小松麻美(2010年3月).「外国人研修生・技能実習生の日本語学習環境に関する現状と課題」(ポスター発表)社会言語科学会第25回大会(慶応義塾大学).
  • 小松麻美(2009年12月).「中国人研修生・技能実習生の日本語習得に関する事例研究」(口頭発表)日本教育工学会(京都外国語大学).

そのほか

日本語教育関係の経歴

2022年4月~現在
神戸芸術工科大学芸術工学教育センター 准教授
2021年4月~2022年3月
京都外国語大学国際貢献学部 非常勤講師
追手門学院大学基盤教育機構 非常勤講師
2015年3月~2020年8月
蔚山大学日本語・日本学科(韓国) 助教授
2011年3月~2015年2月
世明大学日本語学科(韓国) 専任講師