修士課程 17期生(2009年4月入学)

邵琳(ショウ リン)

研究テーマ

  • 教師主導型授業に慣れた学習者を対象とする協働学習の可能性
  • 関心のあるトピック: 学習環境,教室デザイン,学習態度,学習観,教育観,自律,協働学習,気づき,変容

学位論文

  • 邵琳(2011)『教師主導型授業に慣れた学習者を対象とする協働学習の可能性――ある中国人日本語学習者の学習観の変容から』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

発表

  • 邵琳(2011年3月).「学習者は協働学習をどのように位置づけたのか――教師主導型授業を受けてきた中国人学習者の事例から」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会2011年春季大会.予稿集原稿掲載
  • 邵琳(2011年8月).「協働学習は学習者の学習観にどのような影響を与えたのか――ある中国人日本語学習者へのインタビューから」(ポスター発表)2011年世界日本語教育研究大会(中国天津外国語大学).

一言ご挨拶

中国の大学で日本語を教える教師になりたいという夢を持ち,中国の学習環境に役立つ研究を行いたいと思って日研に入りました。日研での一年間で自分の学習観も教育観も変ったと感じました。日研のような自律的で,常に協働が起こっている雰囲気を中国の大学に持ち帰ろうと思っています。では,日研にいる時間を大切にしましょう。どうぞ宜しくお願いします。

山口友里恵

研究テーマ

  • 学習者は教室でどのようにことばを学ぶのか――協働的学習型日本語クラスに参加する学習者の語りから
  • 関心のあるトピック: 協働学習

学位論文

  • 山口友里恵(2011).『学習者は教室でどのようにことばを学ぶのか――協働的学習型日本語クラスに参加する学習者の語りから』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

業績

論文
  • 古屋憲章、加藤駿、山口友里恵(2016).対話の場としての日本語の教室――短期留学プログラムにおける日本語の教室の位置づけを考える『アカデミックジャパニーズジャーナル』8,10-18.http://academicjapanese.jp/dl/ajj/ajj8.10-18.pdf
発表
  • 古屋憲章,加藤駿,山口友里恵(2016年2月).「対話の場としての日本語の教室――短期留学プログラムにおける日本語の教室の位置づけを考える」(ポスター発表)アカデミック・ジャパニーズ・グループ第38回研究会(東京海洋大学).
  • 古屋憲章,加藤駿,山口友里恵(2015年9月).「短期留学プログラムにおける日本語授業の意義――中国地方大学日本語学習者訪日研修における学習者の意識の変容から」(口頭発表)早稲田日本語教育大会2015年秋季大会(早稲田大学).
  • 山口友里恵(2014年3月22日).「協働学習を目指した作文授業を学習者はどのように位置づけたか――該当授業に参加した学習者へのインタビューから」タイ国日本語教育研究会第25回年次セミナー(国際交流基金バンコク日本文化センター).
  • 山口友里恵(2010年9月25日).「読解授業における他者との議論の可能性――自己を位置づけるプロセス」(ポスター発表)早稲田日本語教育大会2010年秋季大会(早稲田大学).
  • 秋田美帆,山口友里恵,伊藤剛志,山本晋也(2010年9月25日).「なぜという問いが持つ意義――日本語教育の視点から」(ポスター発表)早稲田日本語教育大会2010年秋季大会(早稲田大学).
  • 山口友里恵(2010年7月31日).「学習者は自身の表現したいことをどのように明確化していくのか――協働学習型日本語クラスの観察から」2010年世界日語教育大会(台湾国立政治大学).

日本語教育関係の経歴

2015年4月~
コロンビアインターナショナルスクール 専任講師
2014年6月~2015年3月
日米会話学院 日本語研修所 非常勤講師
2011年4月~2014年3月
Waseda Education Thailand 専任講師

一言ご挨拶

タイでの生活を終え,現在日本にあるインターナショナル校で働いています。ここでは,小学生から高校生まで携わっていますが,日本語教育のみならず,国語教育にも携わることができ,新しい発見の毎日です。日本語を通して,考えたり,話し合ったりする環境を作ることは,日本語教育でも国語教育でも変わらず続けていきたいと思います。大学院で学んだことをこれからも活かしていきたいと思います。

崔鉉弼(チェ ヒョンピル)

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