修士課程 18期生(2009年9月入学)
小川理子
研究テーマ
- 学習者の実践とことばの学び
- 関心のあるトピック: 協働授業,ネットワーク,学習環境デザイン,状況的学習理論
学位論文
- 小川理子(2011).『他者との協働による自己形成とことばの学び――モロッコ人日本語学習者の変容の軌跡をたどる』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).
日本語教育関係の経歴
- 2007年5月~2009年7月
- 国際交流基金カイロ日本文化センター「言葉と文化の講座」非常勤講師
- 2005年4月~2007年4月
- JICAシニアボランティア ハッサン2世大学(モロッコ) 日本語講座専任講師
- 2002年5月~2005年4月
- 国際交流基金カイロ日本文化センター「言葉と文化の講座」非常勤講師
一言ごあいさつ
これまでの実践の中で抱いていた,ぼんやりとして言葉にならなかった自分の疑問や考えが,日研に入って霧が少しずつ晴れるように見えてきた気がします。いくらなんでも遅すぎるのではないかと入学に際しては悩みましたが,情熱あふれる先生方や仲間に囲まれて研究できる喜びを感じています。
金ナン
研究テーマ(仮)
- 学びと成長を支援する韓国の中等日本語教育へ
- 関心のあるトピック: 協働学習,学習者と教師の学習観,日本語教室観,韓国における日本語教育
学位論文
- 金ナン(2011).『実践での悩みから初任教師教育を見直す――韓国の中学校日本語教師を対象に』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).
一言の挨拶
日本語教育研究科では多様な背景を持つ方々が多く,様々な考え方を持っていて面白い話し合いの日々です。また,暖かい雰囲気の研究室で的確なコメントや優しい励ましから頑張っています。色んな経験ができる2年を送りたいと考えています。宜しくお願いします。
鈴木蘭
研究テーマ(仮)
- 自己実現に向かう外国語学習はどうあるべきか――「バブル・ワールド」に住むビジネスパーソンの日本語教育を考える
- 関心のあるトピック: 協働学習,教室の役割,教師の役割,互恵的な学び,正統的周辺参加論,など。
学位論文
- 鈴木蘭(2011).『自己実現に向かう外国語学習はどうあるべきか――「バブル・ワールド」に住むビジネスパーソンの日本語教育を考える』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書]
日本語教育関係の経歴
- 2009年10月~
- 地域(東京都荒川区)の日本語ボランティア教室に参加。
一言ご挨拶
日本語教育と一口に言っても,「日本語を教える/学ぶ」ということが,そこにいる各々にとってどういう意味を持つのかと考え始めると,それは非常に多様で,奥深い世界です。私は,この2年間で,「ことばの学習とは,そもそもどういう目的のために発生するどういうプロセスのことなのか」ということを考え,それを促す「教室の形」とはどのようなものかを追求したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。