修士課程 20期生(2010年9月入学)

込宮麻紀子(こみや まきこ)

当研究室,博士後期課程に進学

鈴木満里(すずき まり)

研究テーマ

  • 海外日本語学習者にとってのことばの学び
  • 関心のあるトピック: 学習環境デザイン,教師の役割,ネットワーク

学位論文

  • 鈴木満里(2012).『非「日本語使用環境」を越えるとはどういうことか――タイ人学習者が自分の将来を語る「わたしの日本語プロジェクト」の試みから』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).

日本語教育関係の経歴

2004年6月~2010年9月
パヤップ大学文学部日本語学科(タイ) 専任講師

一言ご挨拶

日研に入学し,世界各地で日本語教師に携わった/携わっている経験を持ち,年齢や国籍も様々な「仲間」と出会うことができました。そして,「ことばの学びを考える」ということは,人と人との関係を大切にするということにつながることを日々,実感しています。

髙井かおり(たかい かおり)

研究テーマ

  • 日本語教師としてどのように人と関わりどう生きるか
  • 関心のあるトピック: 教師教育,自律学習,協働学習,教師の学び,教師の協働,海外における日本語教育
学位論文
  • 高井かおり(2012).『非母語話者日本語教師と母語話者日本語教師がともに日本語教育実践を創造するために必要な視点とは何か―タイ人日本語教師のライフストーリーから』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).

業績

論文
  • 髙井かおり(2021).ボランティアで教えることを選んだ日本語教師のライフストーリー『明星大学研究紀要人文学部』57,1-18.http://id.nii.ac.jp/1225/00002642/
  • 髙井かおり(2019).タイの中等教育機関で働いていた斎藤先生の日本語教育観は変容したのか――気づきを得ることの難しさ『言語文化教育研究』17,300-316.https://doi.org/fkm3
  • 髙井かおり(2019).日本語教師の葛藤とキャリア形成――元日本語教師のライフストーリーから『明星大学人文学部紀要』55,1-16.http://id.nii.ac.jp/1225/00001588/
  • 髙井かおり(2017).実践改善のための振り返りを「せめぎあい」の場にするために――ライフストーリー・インタビューの可能性『早稲田日本語教育実践研究』5,75-92.http://hdl.handle.net/2065/00053678
口頭発表
  • 髙井かおり(2015年8月).「海外における母語話者日本語教師の役割――タイの中等教育機関で働いていた母語話者日本語教師の日本語教育観の変容」カナダ日本語教育振興会2015年度年次大会(カナダ・サイモンフレーザー大学).
ポスター発表
  • 髙井かおり(2020年3月).「新人日本語教師Mさんはなぜ日本語教師を続けなかったのか――日本語教師養成の課題」言語文化教育研究学会第6回年次大会.
  • 髙井かおり(2016年3月).「『共に生きる』『日本語教育』は誰のためのものか――元日本語教師の海外での実践から」言語文化教育研究学会第2回年次大会(武蔵野美術大学).
  • 髙井かおり(2012年3月).「非母語話者日本語教師と日本人日本語教師がともに日本語教育実践を創造するために――タイ人日本語教師のライフストーリーから」早稲田日本語教育学会2012年春季大会(早稲田大学).
  • 込宮麻紀子,髙井かおり,式部絢子,金江月,賈佳琳(2012年3月).「実践研究における実習生の学び――協働学習観の変容」早稲田日本語教育学会2012年春季大会(早稲田大学).
実践エキスポ発表
  • 髙井かおり(2015年9月).「大学における自由参加の日本語活動――「交流」とはどういうことか」早稲田大学日本語教育学会2015年秋季大会(早稲田大学).
報告
  • 髙井かおり(2017年8月).「多読実践報告」NPO法人多言語多読第5回多読支援セミナー(文京学院大学女子中学校・女子高等学校).

日本語教育関係の経歴

2013年8月~
明星大学人文学部国際コミュニケーション学科 特任准教授
2013年8月~2015年3月
Phon Commercial and Technical College (タイ)
2013年4月~7月
早稲田大学日本語教育センター インストラクター(非常勤)
2007年10月~2009年9月
青年海外協力隊 タイ 中等教育機関

一言ご挨拶

日研に入って,それまで意識したことがなかった自分の日本語教育観とはどのようなものなのか考えさせられました。そして,いろいろな人たちと議論することをとおして,自分の教育観が大きく変わっていくのを感じました。それは,今もほんの少しずつですが変わっているように思います。これからも努力を怠ることなく,しかし楽しく研鑽し成長し続けたいと思っています。

門娟

研究テーマ

  • ことばの学びとはなにか――中国人日本語学習者の変容を通して
  • 関心のあるトピック: 協働学習,関係性,個人化

学位論文

  • 門娟(2012).『日本語学習者である「わたし」はどのように日本語を意味づけるのか―2人の中国人日本語学習者のライフストーリーから』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).

日本語教育関係の経歴

2006年7月~2010年7月
蘭州大学日本語学部 助手

一言ご挨拶

「出会い」というのは私の一番好きなことばである。この2年間のうちに,新しい学び,新しいヒトなどとたくさん出会い,全力で体験しようかを思っている。残りわずか1年間の間,研究をはじめ,生活も楽しんでいきたいと思う。