修士課程 35期生(2018年4月入学)
加納雅美(かのうまさみ)
研究テーマ: 地域日本語教育,外国につながる子どもたちの学習支援と言葉の学び
- 学位論文
- 加納雅美(2020).『複言語・複文化環境で育った父は自分の経験をどのように息子の家庭教育に活かしたか――在日日系ブラジル人二世のライフストーリー』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
- 関心のあるトピック
- 場づくり,協働学習,ワークショップ,年少者日本語教育,地域日本語教育
業績
論文
- 加納雅美(2021).移民家族の言語課題を考える―ある在日日系ブラジル人二世のライフストーリーから『早稲田日本語教育学』30,89-108.http://hdl.handle.net/2065/00080859
- 加納雅美(2019).交流を目指した地域日本語教室活動の試み――日本語での対話をうながす場づくりをめざして『2018年度第24回メキシコ日本語教育シンポジウム紀要』.
発表
- 加納雅美(2020年9月).「複言語・複文化環境で育った父は自分の経験をどのように息子の家庭教育に活かしたか――在日日系ブラジル人二世のライフストーリー」(口頭発表)第10回年少者日本語教育研究フォーラム.
- 加納雅美(2019年12月).「日本で働くベトナム人の生活と日本語――地域日本語教室に訪れるベトナム人学習者のインタビュー調査から」(ポスター発表)言語文化教育研究学会国際研究集会.
- 加納雅美(2019年3月).「交流を目指した地域日本語教室活動の試み――増え続ける外国人労働者の地域日本語教室での受け入れを考える」(ポスター発表)メキシコ日本語教師会.
- 加納雅美,岡本英久,小澤さやか,國橋さゆる,宮内健太郎(2019年3月).「日本語教育は何ができるか考えるワークショップ――新たな在留資格「特定技能」の創設を目前にして」早稲田日本語教育学会2019年春季大会
日本語教育関連の経歴
- 2023年4月~現在
- 学校法人 三重徳風学園 非常勤講師
- 2021年4月~2023年3月
- 三重県内市立小学校 非常勤講師
- 2020年4月~現在
- 早稲田大学日本語教育研究センター 非常勤インストラクター
- 2019年9月~現在
- 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター科目「学術的文書の作成」指導員
- 2020年4月~2021年3月
- 三重県内専門学校日本語学科 非常勤講師
- 2019年4月~2019年9月
- 都内日本語学校 非常勤講師
- 2018年4月~2019年1月
- 目黒区日本語指導員(年少者個別指導)
- 2015年5月~2019年3月
- 某市地域日本語教室ボランティア
その他
- 公益社団法人日本語教育学会「子どものための日本語教育研修‐講師育成コース」受講(2020年度)
- 文化庁「地域日本語教育コーディネーター研修」受講(2018年度)
- 一般財団法人生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー(マスター)
- 保育士資格/小学校教員免許
一言ご挨拶
2020年3月,コロナ禍の中,修士課程を修了しました。日本語教育研究科での多くの学びと出会いに心から感謝します。
日本語教育を起点に,広く社会に貢献できるよう,今後も精進していく所存です。
倉数綾子
研究テーマ
教師同士の対話における言語教育観の変容プロセス
学位論文
- 倉数綾子(2020).『日本語学校における同僚教師の対話の場の意義――日本語教師の言語教育観をめぐる葛藤の考察から』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
- 関心のあるトピック
- 日本語教師の言語教育観,言語教育観の変容,対話,学びの共同体,教師コミュニティ,実践研究,日本語学校,日本語教師の専門性
日本語教育関連の経歴
- 2005年9月~2010月7月
- 中国地方大学 日本語教師
- 2013年5月~2018年3月
- 都内日本語学校 非常勤講師
- 2020年4月~現在
- 都内日本語学校 専任講師
一言ご挨拶
修士論文では,日本語教師が異なる言語教育観に触れ,その差異をめぐって対話を重ねることで,互いの言語教育観が意識化されていくプロセスを考察しました。今後は日本語学校での教師の学び合いコミュニティをどのようにつくっていくかを考えていきたいです。
竹内雪乃
研究テーマ
日本語教師の学び
- 学位論文
- 竹内雪乃(2020).『同僚教師と学び合う場の意義――「音声指導の勉強会」は何をする場であったのか』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文.
業績
論文
- 藤原恵美,竹内雪乃,舘岡洋子(2023).「『日本語教師の専門性とキャリアに ついて考えるワークショップ』の実践 ─ 『ウチの見直し』と『ソトへの拡張』」『早稲田日本語教育学』34,71-83.http://hdl.handle.net/2065/00094484
- 戸田貴子,大戸雄太郎,竹内雪乃(2019).発音チェックにおけるフィードバックの工夫――オンラインでのラポール形成を目指して『早稲田日本語教育学』26,179-188.http://hdl.handle.net/2065/00062889
発表
- 津崎千尋,竹内雪乃,松本明香,木村かおり,舘岡洋子(2019年3月).「教師の内省を促す要因とは何か――『専門性の三位一体モデル』に基づくワークショップより」(ポスター発表)日本語教育学会2019年春季大会(早稲田大学).
日本語教育関係の経歴
- 2020年10月~現在
- 至誠館大学 現代社会学部現代社会学科 非常勤講師
- 2020年3月~現在
- 都内日本語語学学校 非常勤講師
- 2015年~2020年3月
- 都内日本語語学学校 非常勤講師
- 2019年4月~2019月11月
- 早稲田大学ライティング・センター 指導員
- 2012年~2014年
- 国際交流基金パリ日本文化会館日本語講座 非常勤講師(フランス)
- 1993年~1996年
- ドンズー日本語学校 非常勤講師(ベトナム)