千花子(せん はなこ)

2013年9月入学

研究テーマ

  • 自律的学習のためにはどのような支援が必要なのか――学習アドバイジング実践から考える
  • 関心のあるトピック: 自律的学習,教師の役割,学習者の意識変容,学習環境デザイン,学習アドバイジング

学位論文

  • 千花子(2013).『答えを提示しない授業において学習者は何を学んだのか――〈正しい答え〉への執着に焦点を当てて』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

業績

論文

  • 千花子,孫雪嬌,伝城里美,馮士懿,古屋憲章(2014).学習者の自律的な日本語学習を実現するための支援――『わせだ日本語サポート』利用者へのインタビューから考える『WEB版日本語教育学会実践研究フォーラム報告』http://www.nkg.or.jp/kenkyu/Forumhoukoku/2014hokoku/2014_SF_sen.pdf

著書

  • 古屋憲章,千花子,孫雪嬌(2017).自律学習支援から考える日本語教育の公共性.川上郁雄(編)『公共日本語教育学――社会をつくる日本語教育』(pp. 171-177)くろしお出版.
  • 千花子(2012).未明童話――お話の木.小埜裕二(編)『解説 小川未明童話集45』北越出版.

発表

  • 千花子(2016年7月).「日本語学習支援過程における学習者の意識変容に関する考察」言語文化教育研究学会2016研究集会(香港).
  • 千花子,加藤駿,古屋憲章(2015年12月).「言語教育における自律学習とその支援を考える――『わせだ日本語サポート』における支援実践を事例として」言語文化教育研究学会第37回月例会.
  • 千花子(2014年6月).「学習者はどのように自分自身の日本語学習に意識をもつようになるのか――〈正しい答え〉への捉え方の変容プロセスに焦点を当てて」(口頭発表)韓国日語日文学会2014年度夏季学術大会(韓国・新羅大学).
  • 千花子(2014年11月).「学習者はどのように正解を求めない授業に参加していたのか――参加プロセスにおける学習者の内省を中心に」(口頭発表)第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム(香港・香港大学専業進修学院).
  • 千花子,孫雪嬌,伝城里美,馮士懿,古屋憲章(2014年8月).「学習者の自律的な日本語学習を実現するための支援――『わせだ日本語サポート』利用者へのインタビューから考える」2014年度日本語教育学会実践研究フォーラム.
  • 千花子(2013年8月).「『正しい答えとはなにか』を問い直す――他者との話し合いにおける学習者の変容プロセスを中心に」(口頭発表)第3回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム(中国・延辺大学).
  • 千花子,奥山寛(2012年8月).「初級レベルの日本語学習者は『他者と読むこと』をどのように意味付けたのか――他者と一緒に絵本を読むワークショップに参加した留学生へのインタビューを通して」(口頭発表)日本語教育国際研究大会名古屋2012(名古屋大学).
  • 小針奈津美,千花子(2012年8月).「『居場所』としての留学生支援システム――『わせだ日本語サポート』における留学生と支援スタッフの取り組み」(ポスター発表)日本語教育国際研究大会名古屋2012(名古屋大学).
  • 奥山寛,千花子(2012年3月).「初級レベルの日本語学習者は『他者と読むこと』が実現できたのか――他者と一緒に絵本を読むワークショップへの参加を通じて」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会2012年春季大会(早稲田大学).

日本語教育関係の経歴

2013年9月~現在
早稲田大学大学院日本語教育研究科 博士後期課程
2014年9月~2017年3月
大乗淑徳学園淑徳日本語学校 非常勤講師
2011年5月~2016年9月
早稲田大学日本語教育研究センター「わせだ日本語サポート」(留学生日本語学習支援室) 支援スタッフ