劉佳琦(リュウ カキ)

成果報告

2018年9月~2019年8月,博報財団国際研究フェロー

photo2018年9月から2019年8月まで,博報財団国際研究フェローで日本に滞在しました。

この間,「中国語母語話者における日本語音声習得の実証的研究ー知覚と生成の相関性を中心にー」というテーマで,研究を行い,一部の成果が『早稲田日本語教育学』26号に掲載されました。また,東洋大学と早稲田大学で講演を行い,一般音声学と外国語音声学習のつながり,中国における日本語教育事情について語り,意見交換をしました。教育上,『日語語音学』オンデマンドコース(一般公開中)を構築・運営し,アクセス数は7千回以上に上りました。一年を振りかえ,様々な方とふれあい,たくさん学び,充実した毎日でした。

指導教官の戸田先生をはじめ,早稲田大学の先生方と事務局のスタッフにはたいへんお世話になりました。

これから,今回の研究成果を教育現場に積極的にいかし,よりよい日本語研究・日本語教育を目指したいと思います。