早稲田大学日本語教育学会

早稲田大学日本語教育学会とは

学会設立の経緯と研究大会の目的

本学会は早稲田大学大学院日本語教育研究科の開設年度の2001年に早稲田大学における日本語教育の発展と日本語教育を通じた社会貢献を目指して,大学院日本語教育研究科と日本語研究教育センター(当時:現・日本語教育研究センター)の教員と学生によって設立されました。

早稲田大学の日本語教育の歴史は20世紀初頭に中国留学生を受け入れたときに始まります。その後,早稲田大学は入学する多くの外国人留学生に日本語学習の機会を提供してきました。これまで多くの教職員が,大学開学以来の学の独立と理想を求め,進取の精神を持ち続けることで,世界各地から来学する外国人研究者・留学生と交流し勉学を支える日本語教育を発展させてきました。

本学会の背景には,このような早稲田大学における日本語教育の長い歴史と実績があります。それらを踏まえ,かつ最先端の実践研究の知見を取り入れ,日本語教育学研究を発展させることを目的として,本学会は,年2回(3月の春季大会,9月の秋季大会)の学会主催の研究大会を開催しております。

この大会では,早稲田大学大学院日本語教育研究科および日本語教育研究センターの教員(非常勤講師含む),大学院修了生,大学院生などの会員による日頃の日本語教育実践研究の成果が発表されます。会員は早稲田大学だけではなく,日本および世界各地の教育機関等に所属しており,研究大会には世界の日本語教育が集結し,相互の研鑽を積む機会となっています。