修士課程 45期生(2023年4月入学)
ソン シューカキ
研究テーマ
接触場面における日本語学習者のコミュニケーション・ストラテジーの使用 ― JFL・JSL習得環境の上級学習者の比較に着目して
自己紹介
中学時代から中国で独学で日本語を学び、それから中国の大学で日本語を専攻していました。大学で自分の不足を意識し、昔の自分のような学習者を支えたく、日本語教育に興味を持つようになりました。今は異なる習得環境が学習者をいかに影響しているのかについての研究をしています。
ワンナウェーク ワンナワイ
研究テーマ
異文化コミュニケーションにおける摩擦への対応 ― 国内における日本語学校の現職日本語教師に着目して
研究業績
- Wannawai Wannawek,三國紘斗(2024年3月).「日本語教育専門家養成における「フィールドの枠を超えた対話」を考える ― 異なる2つの実践『にほんご・わせだの森』『「わたしのにほんご」プロジェクト 1-2』を一例として」第1回タイ国日本語教育国際シンポジウム『これからの社会に生きる力』(バンコク:カセサート大学).
- グェン ドゥック アイン,衣川明沙,小林和香子,宮川裕士朗,ワンナウェーク ワンナワイ(2023年9月).「実践授業を通じて、教育観はどのように変化するのか ―「状況」のなかで言語とコミュニケーションをとらえる授業実践を事例として」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
自己紹介
中学生の時からずっと日本語を学んできて、来日後は初めてタイ人に日本語を教える経験ができて日本語教育に興味を持つようになりました。特に、教師の専門性と異文化コミュニケーションという分野について非常に関心を持っており、それに関する研究をしたいと思っています。
渡邊 楓
研究テーマ
グループワークに参加しない学習者に対する教師の印象や対応について
自己紹介
かつて自分が学習者という立場だった時に感じた想いや疑問を、研究を通してクリアにしていきたいと思い、日研に進学しました。学習者が日本語学習に対して不要な不安をなくして、日本語学習が楽しいと思ってくれるようなものにつながる研究をしたいと思います。
李 ユーチェン
研究テーマ
在日日本語専攻学習者の音声学習への意識調査
自己紹介
小学6年生から独学で日本語を学び、大学の3年生になってから初めて教室で日本の授業を受け、日本語を教えることに興味を持ち始めました。今のところ、日本語教育の中で興味を持っている分野は音声と自律学習です。
李 意駿
研究テーマ
「学生をちゃんとみる!」とは何か? ー ベテランとルーキー
自己紹介
学部時代、様々な活動に参加した経験から「言語調整」の重要性に気づきました。そこから特に母語話者と非母語話者の間の情報伝達、コミュニケーションに関心をもち、自分が疑問に思う課題を明らかにするために大学院に進学することを決めました。今は修論への取り込み以外、日本語教師に目指して、諸資格の勉強をしています。
李 進義
研究テーマ
日本語学習者における共通語の複合名詞アクセントの習得
自己紹介
学部時代に4年間日本語授業を受けたが、複合語アクセント、ひいては音声教育があまり重視されていないと感じました。そんな中で、学習者の複合名詞アクセントの習得状況に興味を持ち、そしてどのようなアクセント教育が望まれるかについても関心を寄せています。