工藤理恵(くどう りえ)

2021年4月入学

研究テーマ

人間開発と言語教育

興味のあるトピック

  • 移住者の生活世界と言語文化
  • ケイパビリティ・アプローチ
  • ナラティブ
  • 質的研究

学位論文

  • 武藤理恵(2013).『再生と発見を語り直す――表現活動における沈黙の意味』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

業績

競争的資金等の研究課題

論文

  • 工藤理恵(2024).ロヒンギャ民族の生活世界から考える日本語の役割 ― ケイパビリティの観点から『麗澤大学紀要』107,42-52.https://doi.org/10.18901/0002000025
  • 工藤理恵(2023).開発途上国における日本語教育支援政策の変遷――1965年から2020年の年次報告の分析から『フェリス女学院大学文学部紀要』58,
  • 工藤理恵(2021).日本語教育を通じた国際協力――在外大使館員の語りに注目して『フェリス女学院大学文学部紀要』56,17-38.http://id.nii.ac.jp/1404/00002540/
  • 工藤理恵(2019).映画と日本語教育――学習パラダイムとマルチメディア環境から捉え直す実践の可能性『フェリス女学院大学文学部紀要』54,23-49.http://id.nii.ac.jp/1404/00002387/
  • 伊藤みちる,工藤理恵,徳増紀子(2018).長期的視座で捉える青年海外協力隊による日本語教育――ブルガリア・ジャマイカ・ベトナムの三学習者の事例研究『人間生活文化研究』28,752-792.https://doi.org/10.9748/hcs.2018.752
  • 工藤理恵(2017).ソフィア・ウィリアム・グラットストーン第18総合学校小史――ブルガリアにおける日本語教育事情を記録する『日本研究センター教育研究年報(アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター)』6,1-24.https://www.iucjapan.org/html/nenpou_j.htmlPDF
  • 武藤理恵(2013).サエの沈黙にどのような意味があるのか――沈黙は言語活動の停滞か『言語文化教育研究』11,175-189.http://hdl.handle.net/2065/38992

発表等

  • 工藤理恵(2024年5月).「在日ロヒンギャ民族のケイパビリティ ― 日本語教育をめぐる体制を問う」移民政策学会,2024年度年次大会(立教大学).[抄録:PDF
  • 工藤理恵(2023年3月).「言語とケイパビリティ――日本社会における移住者の生活世界に着目して」言語文化教育研究学会,第九回年次大会(関西大学)『言語文化教育研究学会第9回年次大会予稿集』(pp. 222-223).
  • 工藤理恵(2022年11月).「日本語教育を通じた国際協力における「日本語」の意味」早稲田大学日本語教育学会,2022年秋季大会(早稲田大学)『早稲田大学日本語教育学会2022年秋季大会予稿集』(pp. 6-9).
  • 工藤理恵(2022年9月).「日本語教育におけるフォトランゲージ実践」第26回実践持ち寄り会ブースセッション(学習院大学).
  • 工藤理恵(2021年6月).「『日本語教育を通じた国際協力』の系譜――言語政策の観点から事業年報に注目して」日本言語政策学会,第23回研究大会(オンライン:神田外語大学協力).
  • 吹原豊,鎌田智瑛,佐屋麻利子,佐久間司郎,工藤理恵,川合雅子(2018年10月).シンポジウム「日本語教師のキャリア形成」(国士舘大学).
  • 工藤理恵(2018年9月).実践エキスポ「映画を利用した日本語教育実践」早稲田大学日本語教育学会.
  • Makoto Shishido,Rie Kudo,Nari Matsushima (2017, May). Toward the Cognitive Analysis of Non-Native Speakers’ Handwriting in Japanese with iPad and LMS. The International Academic Forum (pp. 45-54). The Asian Conference on Technology in the Classroom 2017.
  • 宍戸真,工藤理恵,松島調(2017年4月).「タブレットを利用した日本語学習者の学習行動・筆順の分析」『日本教育工学会論文誌ショートレター増刊号』日本教育工学会.
  • 工藤理恵(2016年3月).「14歳の頃出会った日本語と私――10年後の語りから」ALCE言語文化教育研究学会,第2回年次大会(武蔵野美術大学).
  • 工藤理恵(2014年3月).「作文の書き直しに関する一考察――自己評価の観点から」言語文化教育研究会(早稲田大学).
  • 佐藤正則,重信三和子,高橋聡,長嶺倫子,古屋憲章,工藤理恵(2014年3月).パネルセッション「日本語教育現代史――私たちは諸学・諸理論とどのように向き合うか」言語文化教育研究会(早稲田大学).
  • 武藤理恵(2013年5月).「キキとお弁当屋の交流の意味――留学生キキの語りから」シリーズ研究会第12回言語文化教育研究会(早稲田大学).
  • 武藤理恵(2013年3月).「サエの沈黙にどのような意味があるのか――沈黙を支える実践に関する一考察」早稲田大学日本語教育学会(早稲田大学).
  • 武藤理恵(2013年3月).「交流の意味を捉え直す」シリーズ研究会第10回言語文化教育研究会(ヴェネツィア・カフォスカリ大学).
  • 鄭京姫,武藤理恵(2012年8月).「日本と自分を結ぶことの意味――フランスの大学生とのWebによる教育実践から」(名古屋大学).
  • 武藤理恵(2012年9月).「〈思い〉を言語化する営み――書く行為に関する一考察」『国際研究集会 私はどのような教育実践を目指すのか―言語教育とアイデンティティプロシーディング』117-124早稲田大学日本語教育研究センター言語文化教育研究会.
  • 武藤理恵(2012年3月).「学習者はどう「書く」か――書く過程とその過程における他者性に注目して」シリーズ研究会第10回言語文化教育研究会(国際交流基金パリ日本文化会館).

その他

  • 村田晶子(監修),長谷川由香,池田幸弘,竹山直子(2021).執筆協力『日本語で文化体験』アルク.
  • 道端輝子,工藤理恵(2016).「日本と私」をつなぐ意味――日本語活動実践で参加者が得た副産物に注目して『「考えるための日本語――日本と私」ヴェネツィア・ワークショップ・プロジェクト報告』(pp. 38-54)八ヶ岳アカデメイア.
  • 工藤理恵(2015年10月).コラム執筆「コラム15」2 実践研究の立場をつくる 第3章 研究計画書の出来上がるまで.細川英雄『研究計画書デザイン』東京図書.
  • 武藤理恵(2012).「グループ晴れ団体」における学習者の体験――Webのやりとりと作文の書き直しから『「考えるための日本語――日本と私」(リール第三大学プログラム)日仏ネット対話プロジェクト報告』(pp. 43-55)早稲田大学大学院日本語教育研究科 細川英雄研究室

経歴

2024年4月〜現在
フェリス女学院大学全学教養教育機構 講師
2023年4月~2024年3月
麗澤大学国際学部 講師
2023年4月~9月
明治学院大学教養教育センター 非常勤講師
2018年4月~2023年3月
フェリス女学院大学全学教養教育機構 講師
ALCE言語文化教育研究学会 事務局
2016年9月~2018年3月
東京電機大学情報環境学部 非常勤講師
2016年4月~2018年3月
大妻女子大学国際センター 非常勤講師
法政大学グローバル教育センター 兼任講師
2015年9月~2018年3月
アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター 非常勤講師
2013年9月~2016年3月
東京福祉大学留学生日本語別科 非常勤講師
2013年4月~2014年3月
早稲田大学日本語教育研究センター 非常勤インストラクター
2011年4月~2013年3月
早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士課程
2010年1月~2010年11月
インドネシア・北スマトラ大学 JENESYSプログラム若手日本語教師
2007年2月~2009年12月
JICA中国・岡山県JICAデスク
2005年10月~2006年10月
オーストラリア・Fuji Japanese Language and Cultural Centre 非常勤教師
2003年7月~2005年7月
ブルガリア・ソフィア第18総合学校 青年海外協力隊