研究内容・成果

当研究室への進学をお考えのみなさんへ

このホームページにある研究業績大学院・修了生の研究テーマをご参照してください。また、年に二回ある日研の入試説明会を利用してご相談ください。

研究内容

言語教育を言語政策の一環として位置づけ,人,ことば,社会が形成する利害関係から,個人と社会の言語計画について考えます。

日本国内においては,外国人が参入する社会(家族,学校,職場等)の言語環境の計画が急務ですし,「海外の日本語教育」と分類される領域も人の往還が常態化する現在では,海の向こうの問題ではありません。複数の言語・文化を横断する個人の社会参加と自己形成を支援する政策提言や教育方法の開発等が課題となります。

福島青史のプロフィール

1990年慶應義塾大学文学部卒業。2009年早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了。博士(日本語教育学)。

著書に『複言語・複文化時代の日本語教育』(共著)凡人社,『異文化間教育とは何か』(共著)くろしお出版,『「グローバル人材」再考-言語と教育から日本の国際化を考える-』(共著)くろしお出版など(詳しい業績は,福島青史の研究業績をご覧下さい)。

学位論文

  • 福島青史(2012).『社会参加のための言語教育――多元的社会における言語政策とアイデンティティ管理のために』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文.http://hdl.handle.net/2065/40265
  • 福島青史(2003).『ウズベキスタンの日本語教育環境とコースデザイン再考』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).

経歴

2018年4月~
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授
2015年8月~2018年3月
国際交流基金サンパウロ日本文化センター(国際交流基金 派遣日本語上級専門家)
2011年2月~2015年2月
国際交流基金ロンドン日本文化センター(国際交流基金 派遣日本語上級専門家)
2007年7月~2010年8月
国際交流基金ブダペスト日本文化センター(国際交流基金 派遣日本語教育専門家)
2003年7月~2006年7月
ウズベキスタン,日本人材開発センター(国際交流基金 派遣日本語教育専門家)
2000年9月~2001年6月
ノボシビルスク国立大学(国際交流基金 NIS諸国派遣日本語教育専門家)
1997年9月~2000年6月
タシケント国立東洋学大学(国際交流基金 NIS諸国派遣日本語教育専門家)
1994年4月~1997年6月
コルドバ日本人学校(国際協力事業団 海外開発青年)