主な著書

蒲谷宏,細川英雄(著)『日本語教育学序説』

  • 表紙朝倉書店より,2012年4月刊
  • ISBN:978-4-254-51527-5 C3381
  • 定価:2,730円(税込)

日本語教育をコミュニケーションの観点からやさしく解説する。日本語を教えるひと,研究するひとのための,日本語教育の未来へ向けたメッセージ。

蒲谷宏(編・著)『敬語コミュニケーション』

  • 表紙:『敬語コミュニケーション』蒲谷宏(編著),吉川香緒子,高木美嘉,宇都宮陽子,金東奎(著)
  • 2010年01月25日,朝倉書店より刊 [朝倉書店による紹介
  • ISBN:978-4254515213
  • 定価:2,625円(税込) [amazon.co.jpで購入

敬語を使って表現し,使われた敬語を理解するための教科書。敬語の仕組みを平易に解説する。敬語の役割や表現者の位置付けなど,コミュニケーションの全体を的確に把握し,様々な状況に対応した実戦的な例題・演習問題を豊富に収録した。

もくじより

  • 第1章 敬語コミュニケーションとは
    • 敬語コミュニケーションを考えるための枠組み
    • 敬語コミュニケーションの前提となる捉え方
  • 第2章 敬語の体系
    • 丁寧語
    • 尊敬語
    • 謙譲語
    • 美化語
  • 第3章 敬語化から敬語コミュニケーション化へ
    • 敬語化の諸相
    • 「敬語表現化」の諸相,ほか
  • 第4章 敬語コミュニケーションの実践
    • 「面接」の敬語コミュニケーション
    • 「発表」の敬語コミュニケーション,ほか

朝倉書店のWEBサイトでサンプルを見ることができます。

【好評】『敬語表現ハンドブック』

  • 表紙:『敬語表現ハンドブック』蒲谷宏,金東奎,高木美嘉(著)
  • 2009年4月,大修館書店より刊 [大修館書店による紹介
  • ISBN-13:  978-4469221992
  • 定価: 1,890円(税込)

依頼,誘い,許可,指示,禁止,申し出,アドバイス(勧め),話し合い,ほめ,苦情…。多様な場面に応じた適切なコミュニケーションとは?敬語の基本的な性質や待遇表現における「丁寧さ」の原理を明らかにし,豊富な具体例をあげて解説した,よりよい日本語コミュニケーションを目指す人のための必携書。

もくじより

  • 第1章 敬語表現
    • 敬語表現とは
    • 敬語の種類
    • 敬語表現の諸相
    • 敬語表現に関するQ&A
  • 第2章 待遇コミュニケーション
    • 待遇コミュニケーションとは
    • 丁寧さの原理
    • 待遇コミュニケーションの諸相
    • 待遇コミュニケーションに関するQ&A

大修館書店のWEBサイトで,詳しい目次・内容を見ることができます。

【好評】『敬語使い方辞典』

日常よく使う動詞・名詞約1000語を見出し語として50音順に配列し,尊敬語,謙譲語,丁重語,謙譲+丁重語,美化語などによる言い換え例を示す。例文を多数紹介するとともに,敬語の使い方の注意点を【memo】として掲げる。平成19年文化庁文化審議会の「敬語の指針」に準拠。

新日本法規出版のWEBサイトで,サンプルを見ることができます。

【好評】『敬語表現教育の方法』

  • 表紙:『敬語表現教育の方法』蒲谷宏,川口義一,坂本惠,清ルミ,内海美也子(著)
  • 2006年7月,大修館書店より刊 [大修館書店による紹介
  • ISBN: 446922183X
  • 定価:1,680円

「だれが,だれに,だれのことを」,そして「どういう時に,どういう所で,どういう状況で」,敬語を使うのか?

従来の「尊敬・謙譲・丁寧」などの分析的な考え方を抜け出して,コミュニケーションの中で敬語を捉え直した,新しい指導参考書。豊富な指導実践例に加え,適宜要点を「ポイント」欄に示した。

もくじより

  • 第1章 「敬語表現」と「敬語表現教育」
    • 「敬語表現」という考え方
    • 「敬語表現教育」のあり方
    • 「敬語表現教育」の実践方法
    • まとめ
  • 第2章 「気づき誘導」を求めて――社会人・大学生に必要な待遇表現教育を模索する
    • 配慮の示し方を探ること=待遇表現教育
    • 今までの敬語表現教育の問題点
    • 指導実践例
    • 今後の待遇表現教育のための課題
  • 第3章 ビジネス場面に対応する敬語表現――習得を促すアプローチの方法
    • ビジネスパーソンの「敬語」認識
    • アプローチの基本方針,ほか
  • 第4章 初級からの敬語表現教育
    • 問題意識
    • 敬語表現指導のポイント
    • 初級レベルにおける指導実践例
    • まとめと今後の課題
  • 第5章 「敬語表現教育」における「誤解」をどのように考えるか
    • 「敬語」「敬語表現」に関する誤解
    • 「敬語」の捉え方・考え方,ほか

大修館書店のWEBサイトで,詳しい目次を見ることができます。

『日本語教師のための「活動型」授業の手引き――内容中心・コミュニケーション活動のすすめ』

「活動型」のクラスでは、具体的な目標を定めた活動を軸に、メモやレポートを「書き」、それについて「話し」、他者のコメントを「聞く」または「読む」といった四技能を総合したコミュニケーション活動を行います。この活動の基本になるのは、他者とのかかわりあいの中から生まれる学習者の「表現したい、理解したい」という気持ちと主体的に活動に取り組む姿勢です。本書では、この「活動型」の授業に興味のある日本語教師の方々を対象に、この活動をどうサポートしていくかを「自己紹介、私が応援したい人、私の将来、新聞に投書する、文化について考える」の五つの活動を例に具体的な授業の流れにそって解説します。授業で使用するワークシートのサンプルや実際の授業例等も収録し、すぐに授業を始められるよう工夫された一冊です。(スリーエーネットワークより)

蒲谷宏『大人の敬語コミュニケーション』(ちくま新書694)

  • 表紙定価:714円(税込)
  • 2007年12月5日,筑摩書房
  • ISBN:9784480063953

敬語は必要だ。その場に相応しい敬語が自然に使えれば、ビジネスでもプライベートでも、より望ましいコミュニケーションができるに違いない。でも敬語は難しい。「尊敬語」か「謙譲語」か混乱する。間違いに目クジラを立てる人も多い。どうしたら、より洗練された敬語を使えるようになるのだろう…。本書では、敬語をコミュニケーション全体のなかで捉え、相手を尊重しながら自分自身を表現する手段として体系的に整理、具体的なシーンを想定しながら「敬語コミュニケーション」能力を磨く。(筑摩書房による紹介より:目次などさらに詳しい情報