田所希佳子(たどころきよこ)
学位論文
- 田所希佳子(2016).『評価プロセスの多様性の共有による待遇コミュニケーション教育に関する考察』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文(未公刊).
- 田所希佳子(2008).『初対面会話において相手に与える印象に関わる要因――「継続的人間関係」の二者間会話をもとに』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
業績
研究助成
- 2014年4月~2014年8月
- 田所希佳子(研究代表者)「聞き手の解釈・評価の多様性に注目したインターネット会話教材の作成」科学研究費補助金(若手研究B,研究課題番号14452982)
- 2014年4月~2014年8月
- 田所希佳子(研究代表者)「スピーチレベル選択における場面認識に関する韓国人日本語学習者の学びの解明」2014年度早稲田大学特定課題研究助成費(特定課題基礎助成,課題番号2014K-6267)
- 2013年8月~2014年3月
- 田所希佳子(研究代表者)「会話者意識を活用したスピーチレベル観育成のための授業実践」2013年度早稲田大学特定課題研究助成費(特定課題A一般助成,課題番号2013A-6463)
- 2013年7月~2014年3月
- 田所希佳子(研究代表者)「幼児の『ですます体』習得過程の解明――スピーチレベル教育のための基礎研究」2013年度早稲田大学特定課題研究助成費(新任の教員等,課題番号2013A-964)
- 2013年7月~2014年3月
- 田所希佳子(研究代表者)「当事者評価を活用した日本語会話教育に関する考察」2013年度早稲田大学特定課題研究助成費(特定課題B,課題番号2013B-258)
- 2012年4月~2013年3月
- 田所希佳子(研究代表者)「日本語非母語話者のスピーチレベル観育成のための映像教材の作成」科学研究費補助金(奨励研究,研究課題番号24910016)
論文等
- 田所希佳子(2016).「共話」の教育において学習者の認識に注目する重要性『第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム論文集』(印刷中).
- 田所希佳子(2015).スピーチレベルの選択に伴う場面認識に関する考察――韓国人留学経験者へのインタビューから(ショートノート)『社会言語科学』18(1),50-59.
- 田所希佳子(2015).幼稚園生活における幼児の丁寧体習得に関わる要因――保育者への質問紙調査から『日本語学――研究と資料』38,14-25.
- 田所希佳子(2014).自作映像教材を用いたスピーチレベル教育実践――より深い意識化を目指して『待遇コミュニケーション研究』11,119-135.
- 田所希佳子(2014).会話者意識を用いた意識化促進のためのコミュニケーション教育――スピーチレベルに関する授業実践を例に『早稲田日本語教育実践研究』2,65-79.http://hdl.handle.net/2065/41402
- 田所希佳子(2013).初対面会話教育における重要項目の選定に関する考察――母語話者・非母語話者に対する意識調査から『早稲田日本語研究』22,13-23.http://hdl.handle.net/2065/39864
- 田所希佳子(2013).初対面会話における「何を話すか」の教育に関する考察――聞き手の持つ印象の要因に注目して『待遇コミュニケーション研究』10,69-85.
- 伊藤由希子,王慧雋,田所希佳子,任麗潔(2013).「社会」という視座からの待遇コミュニケーション学――「広がり」としての待遇コミュニケーション学の可能性『待遇コミュニケーション研究』10,154-163.
- 田所希佳子(2012).接触場面初対面会話における情報要求発話に関する考察――聞き手の持つ印象に注目して『日語日文学研究』81,69-87.
- 田所希佳子,林謙子(2012).宣言・許可求めを表現意図とする「許可求め型表現」に関する考察『日本語学――研究と資料』35,73-85.
- 田所希佳子(2012).初対面二者間会話におけるスピーチレベル教育に関する考察――言語面と意識面に注目して『待遇コミュニケーション研究』9,81-96.
- 林謙子,田所希佳子,李錦淑(2011).指示・依頼を表現意図とする「許可求め型表現」に関する考察『日本語学――研究と資料』34,1-15.
- 田所希佳子(2007).初級におけるコミュニケーションのための文型練習の方法――「場面ドリル」の提案『早稲田大学日本語教育実践研究』6,91-101.http://hdl.handle.net/2065/26581
- 李驩眞,金森廣子,柴野たまの,田所希佳子,タピロイリット,朴愛京,本橋啓子(2006).「ロールプレイ」の実践に関する考察――口頭表現能力の向上を目指して『早稲田大学日本語教育実践研究』5,25-39.http://hdl.handle.net/2065/5765
- 田所希佳子(2006).「自己に対するほめ」の日韓対照研究――就職用自己PRの比較『文化学研究』15,172-188.
著書
- 田所希佳子(2015).第3部第9章 場面に重点を置いたコミュニケーション教育において評価の多様性に注目する意義.宇佐美洋(編)『評価を持って街に出よう』(pp. 155-169)くろしお出版.
発表等
- 田所希佳子(2015年8月).「『共話』の教育において学習者の認識に注目する重要性」第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(フランス).
- 中西久実子,鈴木裕子,高橋希実,田所希佳子,三隅友子(2015年8月).「中級レベルの日本語授業のアイデア――『みんなの日本語中級』を使った事例と効果的な授業」(アトリエ)第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(フランス).
- 田所希佳子(2014年2月).「評価の多様性を取り入れた認知支援型会話教育実践」(ポスター発表)シンポジウム「評価を持って街に出よう」.
- 田所希佳子(2013年10月).「幼稚園生活における幼児のですます体習得に関する考察――保育者への質問紙調査から」韓国日語日文学会2013年秋季大会.
- 田所希佳子(2013年8月).「日本語教育の立場から見た中学国語教育現場――教育実習日誌の分析から」韓国日本学会第2回国際学術大会.
- 田所希佳子(2013年7月).「日本語教育と国語教育の融合に関する考察――作文「私の走れメロス体験」の話し合いを例に」2013年日本語学研究と資料の会研究発表会.
- 田所希佳子,千花子,人見美佳,新井康敏,李址遠,可児愛美,孫淵(2013年3月).「SENDプログラムのパイロット研修報告2013(1)シンガポール班」早稲田大学日本語教育学会2013年春季大会.
- 田所希佳子(2013年2月).「スピーチレベル観育成のための授業実践――自作映像教材を活用する意義」韓国日本学会第86回学術大会.
- 田所希佳子(2012年12月).「初対面会話における重要項目に関する考察――母語話者・非母語話者に対する質問紙調査から」韓国日語日文学会2012年冬季大会.
- 田所希佳子(2012年8月).「初対面会話における話題のカテゴリーと聞き手の持つ印象の関係――「何を話すか」の教育に向けて」韓国日本学会第85回学術大会.
- 田所希佳子(2011年12月).「初対面会話における情報要求発話頻度に関する考察――聞き手の持つ印象に注目して」韓国日語日文学会2011年冬季大会.
- 田所希佳子(2011年3月).「初対面会話における発話内容に関する考察――聞き手が持つ印象に注目して」社会言語科学会第27回研究大会.
- 田所希佳子,李錦淑,林謙子(2010年12月).「『許可求め型表現』に関する考察――自分の行動展開を意図する場合」韓国日語日文学会2010年冬季大会.
- 田所希佳子(2010年8月).「初対面二者間会話におけるスピーチレベルに関する考察――相手に与える印象の要因の分析から」2010世界日本語教育大会(台湾).
- 田所希佳子(2010年5月).「初対面二者間会話において非母語話者特有の問題はあるのか――相手に与える印象の要因の分析から」日本語教育学会春季大会.
- 田所希佳子(2010年3月).「初対面二者間会話において相手に与える印象の要因――聞き手本人に対する意識調査から」社会言語科学会第25回研究大会.
- 田所希佳子(2009年9月).「相手の持つ印象に焦点を当てたコミュニケーション教育の実践と考察――友達同士の誘い,承諾・断りの携帯メール」早稲田大学日本語教育学会2009年秋季大会.
- 田所希佳子(2008年3月).「継続的人間関係の初対面二者間会話において相手に与える印象の要因」早稲田大学日本語教育学会2008年春季大会.
- M共同研究グループ(田所希佳子,タピロイリット,李錦淑,伊藤由希子,佐藤万里子,尹惠靖,李楠)(2008年3月).「『許可与え表現』に関する考察」待遇コミュニケーション学会2008年春季大会.
- 酒井清夏,田所希佳子(2007年9月).「会話能力向上を目指した授業の設計と運営を振り返って」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会2007年秋季大会.
- M共同研究グループ(林謙子,丁雪花,早川和宏,田所希佳子,タピロイリット,李錦淑)(2007年9月).「『許可求め型表現』に関する考察」待遇コミュニケーション学会2007年秋季大会.
- M共同研究グループ(丸山具子,尹貴男,林謙子,早川和宏,丁雪花,田所希佳子,タピロイリット)(2007年3月).「日本語の不満表現のストラテジーについて」第6回待遇コミュニケーション研究会.
講演
- 田所希佳子(2014).認知過程に注目した異文化間コミュニケーション教育(Intercultural Communication Education Focusing on Mental Process),Comparative Asian Research Network, Monthly Lecture Series on Issues and Research in the Asian Region, Organized by the Department of Japanese Studies, Chinese University of Hong Kong.
報告
- 田所希佳子(2009).マカレスター大学(ミネソタ州)ラボインストラクター報告書(http://www.gsjal.jp/kabaya/d13.html#tadokoro).
経歴
- 2014年9月~
- ボルドー・モンテーニュ大学(フランス) 講師
- 2014年4月~
- 香港中文大学 短期交換研究員
- 2012年10月~2014年8月
- 早稲田大学日本語教育研究センター 助手
- 2009年9月~2012年9月
- 早稲田大学日本語教育研究センター インストラクター(非常勤)
- 2008年1月~2008年8月,2009年6月~2009年8月
- 江副学園新宿日本語学校 非常勤講師
- 2008年8月~2009年5月
- ミネソタ州マカレスター大学(アメリカ) ラボインストラクター
- 2008年4月~2008年8月
- 早稲田総研インターナショナル 契約講師
- 2006年9月~2007年9月
- 早稲田高等学院 日本語チューター
(以上,2016年2月現在)