ベロニカ・トドロバ・ゲオルギエバ(Veronika Todorova GeorgievaВероника Тодорова Георгиева

2015年2月博士号取得

博士後期課程12期生(2008年9月入学),ヴェリコ・タルノヴォ(ブルガリア)出身

研究テーマ

  • 日本語学習者における文法知識の習得――ガ格をマークする「は」と「が」を事例に

学位論文

  • ゲオルギエバ,V.T.(2015).『日本語学習者における文法知識の習得――ガ格をマークする「は」と「が」を事例に』早稲田大学日本語教育研究科博士論文.http://hdl.handle.net/2065/45816
  • ゲオルギエバ,V.T.(2008).『「が」と「は」の使いわけとその理由――母語話者と非母語話者の実態調査を比較して』早稲田大学日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要:PDF

キーワード

「は」と「が」,主題と無題,宣言的知識と手続き的知識

主な参考文献

  • 小柳かおる,迫田久美子(2006).第二言語習得研究と日本語指導『講座日本語教育学 第3巻.日本語教育の心理』(pp. 95-125)スリーエーネットワーク.
  • 長友和彦(1992).「が」・「は」運用の可変性(variability)と系統性(systematicity)『お茶の水女子大学人文科学紀要』45,237-250.
  • 野田尚史(1996).『「は」と「が」』くろしお出版.
  • 野田尚史(2001).文法項目の難易度.野田尚史,迫田久美子,渋谷勝己,小林典子『日本語学習者の文法習得』(pp. 101-120)大修館書店.
  • 八木公子(1998).中間言語における主題の普遍的卓越――「は」と「が」の習得研究からの考察『第二言語としての日本語の習得研究』2,57.

研究業績

学会発表

  • ゲオルギエバ,ベロニカ.(2010年7月).「活動の真正性によって学習者のパフォーマンスは異なるか――主格をマークする『は』と『が』の使用を例に」(一般発表)2010世界日本語教育大会(台湾:国立政治大学)
  • ゲオルギエバ,ベロニカ.(2009年7月).「強い従属節における『が』の機能の習得」日本語教育国際研究大会(シドニー).
  • ゲオルギエバ,ベロニカ.(「『が』と『は』の使いわけ――上級以上の非母語話者と母語話者の実態調査を比較して」第二言語習得研究会(札幌:北海道大学).
  • ゲオルギエバ,ベロニカ.(2007年10月).「主語につく助詞における日本人の使用現状」早稲田大学日本語教育学会.
  • ゲオルギエバ,ベロニカ.(2007年3月).「英語母語話者による助詞『は』と『が』の使用の比較」早稲田大学日本語教育学会.

賞・その他

2009年05月
「留学生が先生」教育プログラム異文化理解講師として最優勝賞受賞
2006年04月~現在
「留学生が先生」教育プログラム異文化理解講師・英語講師

奨学金

2005年04月~現在
日本文部科学省国費奨学金
2004年02月~2004年05月
欧州連合Erasmusプログラム奨学金
2002年07月~2004年10月
ソフィア大学優秀学生(ブルガリア政府奨学金)
2000年10月~2001年9月
ソフィア大学日本交換留学プログラム代表者奨学金
2000年04月
ブルガリア日本語弁論大会にて特別賞受賞

(以上,2011年6月1日現在)