修士課程 19期生(2010年4月入学)

大坪優(オオツボ ユウ)

自己紹介

埼玉出身

中学生の時にアメリカに住んだ経験から,ことばに興味を持つようになりました。学部時代は語学科に属し,日本語学を専攻。「国際基督教大学教養学部 日本語教員養成プログラム」の履修を終えました。卒業後,もっと日本語教育について学びたいという思いから,本学に入学を決めました。

研究テーマ

  • 語のカテゴリー分類に見られる「ゆれ」と日本語学習との関係
  • キーワード: 品詞,日本語のゆれ,プロトタイプ
主要参考文献
  • 迫田久美子(2001).学習者の文法処理方法.野田尚史,ほか『日本語学習者の文法習得』(pp.25-43)大修館書店.
  • 寺村秀夫(1982).『日本語のシンタクスと意味 第1巻』くろしお出版.

(以上,2011年3月3日現在)

仲野美佐子(ナカノ ミサコ)

研究テーマ

  • 教室内での使用言語の切り替えはどのようなときに発生するか
  • 使用言語の切り替えが果たす役割はどのようなものか
  • キーワード: 教室内談話,コードスイッチング,サイド発話,教師のビリーフ,直接法
主要参考文献
  • 田崎敦子(2006).コードスイッチング研究の外観――多言語社会のコミュニケーション分析に向けて『第二言語習得・教育の研究最前線 2006年版』(pp.56-84)お茶の水女子大学日本言語文化研究会.
  • 服部圭子(2001).接触場面における日本語非母語話者のコードスイッチング――機能を中心に『大阪大学留学生センター研究論集 多文化社会と留学生交流』5,39-58.
  • 文野峯子(2004).授業参加過程の質的研究 ―『サイド発話』への注目『日本語教育』121,103-108.

経歴

2018年7月~現在
米国大使館 日本語研修課 インストラクター
2017年8月~2018年6月
米国国務省 日本語研修所 インストラクター
2016年8月~2017年5月
グリネル大学(アイオワ州) Visiting Instructor
2014年10月~2016年6月
米国国務省 日本語研修所 インストラクター
2012年9月~2014年9月
早稲田大学 日本語教育研究センター インストラクター(非常勤)
2003年~
JALアカデミー等で主にビジネスパーソンとその家族に対する日本語教育に従事

(以上,2021年3月5日現在)

山岸宏明(ヤマギシ ヒロアキ)

自己紹介

高校に入る前から,良くも悪くも会話に関心がありました。そして高校に入り,日本語教師という職業を知り,大学で日本語教育について学び始めました。現在,大学院に入り,研究者のたまごとして日本語教育に携わると共に,日本語学校で日本語を教えております。

研究に関しては,特に日本語教育の会話教育に関心があります。そして,会話の中で会話の参加者がなぜ,その瞬間に,その行動を行っているのかに着目して,会話の中で行われる行動を分析していきたいと考えています。

研究テーマ

  • 会話において会話の参加者はどの様に発話権を獲得しているか
  • キーワード: 会話分析(CA),相互行為,話者交代,発話権,発話の冒頭部

(以上,2012年11月1日現在)