修士課程 43期生(2022年4月入学)
王馨悦(オウ ケイエツ)
研究テーマ
日本語教育とコミュニケーションの乖離-授業外の日本語リソースの影響から-
自己紹介
学術を活発的にやりたいと思っていますが,どのような形で進むかまだ模索中です。現在,いかに日本語を趣味の段階から専門までささえるのかをポップカルチャーを媒介にしながら研究を進めたいです。
コウ シュウイ
研究テーマ
グループのコミュニケーション
自己紹介
日本の学部で日本語教育を専攻した後,日研に入学しました。言語が実際のコミュニケーションでどのように使われているかに興味を持っています。自分の本当に言いたいことを適切に他人に伝え,お互いの意見をより深まっていくために,どんな言語行為が求められているのかを考究していきたいと考えています。
小林和香子(こばやし わかこ)
研究テーマ
日本語教育における無意識の偏見
自己紹介
自分が持っている無意識の偏見が原因でコミュニケーションに齟齬が生じたことをきっかけに,ステレオタイプや偏見に関心を持つようになりました。日本語教育によって偏見を生みだしたり,助長したりしないようにする方法を研究し,多文化共生に繋げたいと考えています。
神美妃(ジンミキ)
研究テーマ
日本語教育とメディア・リテラシー
自己紹介
大学在学中からことばについて考えることが楽しく,大学卒業以来,日本語教育に携わってきました。多様な学習者,日本語教育関係者と出会う中で,日本語教育従事者としてもっと強くなりたいという気持ちが大きくなり,日本語教育研究科に来ました。
これまで,自分らしく生きるために必要な日本語教育とは何だろうかと考えてきました。その1つとして,情報を批判的に受け取り必要な情報を取捨選択していくためのメディア・リテラシーに関心を持ちました。現在は,日常の消費行動を支えるメディア・リテラシーを研究テーマにしています。
将来,現場の垣根を越えて日本語教育に広く貢献できるよう,在学中はたくさん学んでたくさん考えたいと思っています。
日本語教育関係の経歴
- 2016年4月~現在
- 都内日本語学校 専任講師
- 2013年10月~2016年3月
- 都内日本語学校 非常勤講師
陳 エイキ(チン エイキ)
研究テーマ
聴解プロセスにおける予測・推測ストラテシーの使用意識や実態についての研究―聞き覚えがある語彙や未習語の視点から―
自己紹介
最初はN1得点を見て,周りの日本語学習者との違いを気づきました。周りの日本語学習者から聴解部分の得点が低く,伸びにくいと言われています。しかし,自分は多くの日本語ドラマを見て,普段教科書で勉強できない馴染みのない日本語を自習し,聴解の得点が他の部分より高かったし,伸びやすいのではないかと思いました。聴解を学習するときには,未習語との関わりを知りたく,この研究テーマを選びました。
蘭沁(ラン シン)
研究テーマ
視聴覚情報を用いる発音学習における学習者意識について
自己紹介
学習者の意識が学習効果にどれほどの影響をもたらすかについて興味があります