研究内容・成果
研究内容
「日本語教育」といっても、その内実は非常に多様です。「日本語を学びたい」という明確な目的や目標をもって学んでいる人もいますが、明確な目的や目標もなく教室に来ている(来ざるを得ない)人もいるのが実情です。社会情勢も変化しています。このような中、私たちはどのような学びの場を創っていくことができるでしょうか。教育のあり方、学習目標および内容、カリキュラムや教材のあり方を議論し、カリキュラム開発や教材開発、教師教育について考えていきます。
関心のある分野
- 年少者日本語教育―特に海外の初中等教育段階の日本語教育、継承日本語教育
- カリキュラム・教材研究および開発
- 教師研究
- 異文化間教育
大舩ちさとのプロフィール
これまでの研究についての詳細は,研究業績のページをご覧ください。
学位
- 修士(教育学)(東京学芸大学)
- 博士(国際日本学)(明治大学)
- 大舩ちさと(2021).『海外中等教育段階の日本語教育カリキュラムフレームワーク構築―文化間移動の観点から』[博士学位論文]明治大学.https://dl.ndl.go.jp/pid/11659091
経歴
- 2025年9月~
- 早稲田大学大学院日本語教育研究科 准教授
- 2024年11月~2025年9月
- 国際交流基金日本語国際センター 日本語教育専門員
- 2021年9月~2024年11月
- 国際交流基金ロンドン日本文化センター 日本語教育チーフアドバイザー(国際交流基金日本語上級専門家)
- 2014年9月~2021年9月
- 国際交流基金日本語国際センター 専任講師
- 2010年3月~2014年8月
- 国際交流基金マニラ日本文化センター 日本語教育シニアアドバイザー(国際交流基金日本語上級専門家)
- 2009年10月~2010年3月
- 実践女子大学人間社会学部 非常勤講師
- 流通経済大学 非常勤講師
- 2007年10月~2009年9月
- 財団法人 国際文化フォーラム 専門員
- 2006年4月~2007年8月
- ベトナム教育訓練省教育カリキュラム戦略研究院(国際交流基金日本語上級専門家)
- 2004年4月~2006年3月
- ベトナム・チューバナン中学校 (国際交流基金日本語専門家)
- 2002年8月~2003年8月
- 中国・人民教育出版社 専門家
- 2001年1月~2002年7月
- 国際学友会日本語学校 非常勤講師
- 2000年9月~2001年3月
- 東京国際大学付属日本語学校 非常勤講師
- 淑徳日本語学校 非常勤講師
- 1998年8月~2000年8月
- 中国・西安外国語大学観光学部 外籍教師
- 1998年4月~7月
- 国際学友会日本語学校 非常勤講師
所属学協会・委員歴
- 日本語教育学会
- 2023年6月~現在
- 審査・運営協力員
- 2022年12月~2023年6月
- 代議員選挙地域ブロック運営委員:海外ブロック担当
- 2021年度
- 令和3年度 文化庁 日本語教育人材の研修プログラム普及事業「児童生徒に対する日本語教師【初任】研修」教材検討委員
- 2020年度
- 令和2年度 文化庁 日本語教育人材の研修プログラム普及事業「児童生徒に対する日本語教師【初任】研修」研修プログラム実施委員、および教材作成委員
- 2019年6月~2023年5月
- 広報委員会委員
- 2015年6月~2019年5月
- 国際連携委員会委員
- 異文化間教育学会
- 2017年6月~現在
- 常任理事
- 2021年6月~現在
- 広報・ICT委員長
- 2019年6月~2025年6月
- 将来構想委員会委員
- 2019年6月~2023年6月
- 異文化間教育事典編纂委員
- 2017年6月~2021年6月
- 副事務局長
- ヨーロッパ日本語教師会
- 英国日本語教育学会
- 2024年10月~2025年9月
- CASTEL/J国際大会&ヨーロッパ日本語教育シンポジウム・BATJ年次大会実行委員会
- 言語文化教育研究学会
- 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会
- 子どもの日本語教育研究会
- 2025年7月~現在
- 大会委員会委員
- 公益財団法人 海外子女教育振興財団
- 2022年12月~現在
- 「在外教育施設重点支援プラン:AG+」研究員