修士課程 27期生(2014年4月入学)
加藤 駿(かとう しゅん)
研究テーマ
- 大学の国際化と日本語教育
- 関心のあるトピック: 国際交流,多文化共生,留学生と日本人学生の学び合い,学習環境デザイン
業績
発表
- 古屋憲章,加藤駿,山口友里恵(2015).「短期留学プログラムにおける日本語授業の意義――中国地方大学日本語学習者訪日研修における学習者の意識の変容から」早稲田大学日本語教育学会2015年秋季大会(東京:早稲田).
- 加藤駿(2015).「多様な日本語話者が協働的に学ぶ日本語授業の意義――母語話者受講生の役割意識の変化に着目して」早稲田大学日本語教育学会2015年秋季大会(東京:早稲田).
- 加藤駿,川野さちよ,菊池理紗,小林由美,松浪千春(2015年).「国際化する大学における『ことばの学びと学習環境デザイン』を目指した読解授業――日本語母語話者・異レベル非母語話者・実践者の学びと変容」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会2015年春季大会(東京:早稲田).
- 新井雄大,稲嶺佑美,加藤駿,那須弘一郎,平山大将,堀見早,松田崇志,八瀬広美,山田有希,趙顕鵬,Fatmawati Djafri(2014年).「早稲田大学SEND日本語教育海外実習の成果――交流と学び合い」(成果報告)学生の海外体験学習とグローバル人材育成にかかわる研究大会――多様化する海外体験学習と質保証(東京:東海大学).
報告,エッセイ等
- 加藤駿(2015).コンケン大学活動報告――コンケン派遣を振り返り『早稲田大学2014年度春学期SEND学生交流プログラム派遣報告書』(pp. 106-110).
記事
- 『日本語教師の履歴書』 Vol.11(2020年)https://nihongo-rireki.com/?p=139
- 『日本語教師の履歴書』【特集】コロナ禍の日本語教育 vol.2(2020年)https://nihongo-rireki.com/?p=330
日本語教育関係の経歴
- 2023年4月~
- 一般財団法人 国際都市おおた協会 コーディネーター(プロパー職員)
- 2022年7月~2023年3月
- 特定非営利活動法人 青少年自立援助センター 定住外国人支援事業部 多文化コーディネーター(外国人保護者・海外ルーツの若者を対象の緊急日本語教育・就労支援事業 担当)
- 2018年9月~2021年4月
- ヒューマンアカデミー株式会社 正社員
- ヒューマンアカデミー日本語学校東京校(本校・分校) 校舎運営業務・事務 担当
- 2016年8月~2018年5月
- 私立マカレスター大学(アメリカ合衆国ミネソタ州)Asian Languages and Cultures 日本語ラボインストラクター
- 2015年4月〜2016年3月
- 早稲田大学日本語教育研究センター わせだ日本語サポート(留学生日本語学習支援室)支援スタッフ
- 2015年度,2016年度
- 笹川平和財団中国西部大学日本語学習者訪日研修 アシスタント
- 2014年10月〜2016年7月
- JCLI日本語学校 非常勤講師
- そのほか
- 2023年 文化庁 現職日本語教師研修プログラム普及事業「地域日本語教育コーディネーター研修」 修了
- 2023年 文化庁 現職日本語教師研修プログラム普及事業「児童生徒等に対する日本語教師【初任】研修」 修了
- 2022年 JIAM 令和4年度「多文化共生の実践コース」 修了(一般財団法人 自治体国際化協会認定 多文化共生マネージャー)
- 2022年 文化庁『「生活者としての外国人」のための日本語教室空白地域解消推進事業』「ICTを活用した「生活者としての外国人」のための日本語教育 ― つながる ひろがる にほんごでのくらし」作成チーム
- 2021年3月:2020年度難民等に対する日本語教師【初任】研修 修了
- 2020年~2022年 言語文化教育研究学会 企画委員
- 2014年8月~9月 早稲田大学2014年度 春学期 SEND学生交流プログラム,コンケン大学 人文社会学部日本語学科 派遣(タイ)
- 2010年4月~2014年3月:立命館大学 国際交流課 短期留学生国際交流・受け入れボランティア(SKPバディ)
一言ご挨拶
修士27期の加藤 駿(かとうしゅん)と申します。大学時代の留学生受け入れのボランティアを通して得た多くの学びをきっかけに、日本語教育や多文化共生の世界に飛び込みました。
今は東京都大田区にある、国際都市おおた協会で多文化共生の推進に向けてコーディネーターをしています。主な業務は、成人への日本語教育や外国につながりのこどもの学習支援事業、国際交流イベントや世界の絵本展示などのコーディネート業務などです。
現職で日本語教師として現場に立つ機会はないのですが、舘岡研で学んだ他者との対話・協働を通した場づくりという視点は、過去の現場、そして現職の多文化共生に向けた地域づくりの現場でも重要な柱になっていると思っています。多文化共生に向けた場づくりに正解はないのですが、関わる皆様との対話や協働を通し、よりよい場になるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
小渕 見早(こぶち みさき)
ジャフリ・ファトマワティ(Fatmawati DJAFRI)
研究テーマ
- インドネシア人日本語学習者の動機づけの変化と自己のあり方
- 関心のあるトピック: 動機づけ,外国語学習不安,外国語学習者のアイデンティティ
学位論文
- ジャフリ・ファトマワティ(2016).『インドネシア高等教育機関における日本語学習者の動機づけの変化――語りから見る自己のあり方』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
- Djafri, F. (2011). Measuring foreign language anxiety among Indonesian undergraduate students in foreign language classrooms: In relation with students’ motivation and their perception toward teachers’ behaviors. ガジャマダ大学心理学研究科修士論文(未公刊). Yogyakarta, Indonesia: Gadjah Mada University.
業績
翻訳
- Sato, M. (2013). Mereformasi Sekolah: Konsep dan Praktek Komunitas Belajar (F. Djafri, Trans.). PELITA Program-IDCJ (International Development Center of Japan).(佐藤学(2012).『学校を改革する――学びの共同体の構想と実践』).
発表
- 新井雄大,稲嶺佑美,加藤駿,那須弘一郎,平山大将,堀見早,松田崇志,八瀬広美,山田有希,趙顕鵬,Fatmawati Djafri(2014年).「早稲田大学SEND日本語教育海外実習の成果――交流と学び合い」(成果報告)学生の海外体験学習とグローバル人材育成にかかわる研究大会――多様化する海外体験学習と質保証(東京:東海大学).
- Djafri, F. (2012, September). 「大学における日本語会話授業――外国語不安と協働的学習」International Seminar on Japanese Language Education, Bali-Indonesia.
- Djafri, F. (2008). 「マインドマップの応用――初級作文学習方法の一つ」National Seminar on Japanese Language Education, Manado-Indonesia.
- Astuti, M. SP., & Djafri, F. (2007). 「学生中心学習(student-centered learning)の応用――日本語科目の現状と問題点」International Seminar on Japanese Language Studies. Bandung-Indonesia.
日本語教育関係の経歴
- 2011年8月~現在
- ガジャマダ大学(Gadjah Mada University)日本語学科3年制プログラム,専任講師
- 2006年4月~2008年12月
- ハサヌッディン大学(Hasanuddin University)日本語学科,専任講師
翻訳
- 2013.リリー・フランキー『東京タワー〜オカンとボクと,時々,オトン〜』Tokyo Tower. Jakarta-Indonesia. Kansha Publishing.
- 2010.井上靖『風林火山』Furin Kazan. Jakarta-Indonesia. Kansha Books.
- 2010. Travis Heerman. Tales of the Ronin. Tales of the Ronin: Jiwa samurai tak bertuan. Jakarta-Indonesia. Pustaka Bahtera.
一言ご挨拶
日本語学習者の学びをよりよく理解するために日研に入りました。しかしながら,その中のプロセスに沿って,自分のこともさらに学べるようになりました。ここでは,多様な「出会い」ができて,それらとの「協働」の中で自分の「学び」を次々に発見することができました。
松田 崇志(まつだ たかし)
研究テーマ
- 留学生の自己実現を支援する場の設計に関する研究
- 関心のあるトピック: 自律的学習,留学生支援,言語学習ストラテジー
日本語教育関係の経歴
- 2013年10月~2014年3月
- 専門学校アリス学園 日本語学科 非常勤講師
一言ご挨拶
日本語教育という研究分野は内輪の世界に留まらず,もっと外の世界に発信されるべきだと思います。その発信者を目指しています。
山田有希(やまだ ゆき)
研究テーマ
- 日本語教師養成課程修了者のアイデンティティ形成とその意識化
- 関心のあるトピック: 教師養成,アイデンティティ形成
発表
- 堀見早,松田崇志,加藤駿,新井雄大,八瀬広美,趙顕鵬,Fatmawati Djafri,山田有希,平山大将,稲嶺佑美,那須弘一郎(2014年11月22日).「SEND日本語教育海外実習の成果――交流と学び合いという観点から」学生の海外体験学習とグローバル人材育成にかかわる研究大会(東京:東洋大学).
一言ご挨拶
私は大学時代に,留学生のチューター活動や文化交流を通して,多くの日本語を学ぶ学習者と出会ったことから,「日本語を学ぶ・教える」ということに関心を持ちました。在学中,日本語教師養成課程を履修し,さらに専門的な理論を学び,自分の実践の場を広げたいと思い,この日研に入学しました。
この日研での生活は,毎日が目まぐるしく,あっという間に時間も過ぎていきますが,多様な経歴を持つ先輩方,同期に囲まれ,刺激的な日々を送っております。