理論研究
- OKさん
- 大学院の授業は理論研究と実践研究と演習に分かれているようだけど,理論研究ではどんなことをやるのかな?
- L先輩
- 理論研究は理論的基礎を学ぶ授業です。理論研究では,戸田先生の授業以外にもたくさんあります。音声だけでなく,日本語教育のいろんな分野に触れることができます。特に自分の修士論文と関係のある分野の理論研究を積極的に取ってみましょう。
また,戸田先生の音声理論では,音声・音韻論の基礎知識を体系的に勉強することができます。授業内容だけでなく,自分で文献を調べたり,先行研究を読んだりすることをお勧めします。さらに,この授業の期末レポートでは,自分の研究と結びついて考えた方がいいかもしれません。
- T先生
- 日本語教育研究科では,理論と実践のバランスのとれた人材の育成を行っています。理論的知識だけでは,日本語教育の現場に出たときに即戦力にならないし,かといって,実践ばかりで授業計画や教授法について何の裏付けもないのでは,毎日の授業を改善することもできません。理論研究では,音声・音韻以外にも日本語教育の各分野の専門家が最新の理論に基づいた講義を行っています。受身で受講するだけではなく,質問をしたり,意見交換したりするなど,自らが積極的に関わっていきたいものですね。また,実践研究では,授業実習が関わるため,模擬実習やレポートの負担が重くなりがちです。面白そうな講義ばかりだからといって無計画に履修すると,学期末レポートが集中したときに後悔してしまうかもしれません。学期開始時に履修相談を受けますので,遠慮なく相談してください。また,実際に履修した先輩に相談してみるのもいいと思います。
理論研究については「理論研究 I」・「理論研究 II」も参考にしてください。
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