研究内容・成果
研究内容
私たちの日常的なやり取りには、統語的に不完全な産出や、特定の意味を認めがたい非言語要素も含まれます。一見すると無秩序で取るに足らない事象とも思われますが、そこには一定の規則性があり、コミュニケーションにおいて役割を担っていることがわかります。この理解のもと、自然談話を詳細に見ることを通して、日本語教育が視野に入れるべきことばについて考察します。それをもとに、学習者がことばの使い手としてのアイデンティティを確立していく過程において、どのような支援が可能であるかを考えていきます。
舩橋瑞貴のプロフィール
これまでの研究についての詳細は,研究業績のページをご覧ください。
学位
- 博士(日本語教育学)(早稲田大学)
- 舩橋瑞貴(2014).『「注釈挿入」や「言い直し」はどのように実現されるか ― コミュニケーションの「全体」から「部分」をみる』早稲田大学博士学位論文.http://hdl.handle.net/2065/45812
経歴
- 2024年4月~
- 早稲田大学大学院日本語教育研究科 准教授
- 2024年4月~
- 日本大学国際関係学部 非常勤講師
- 2022年4月〜2023年3月
- 群馬大学大学院社会情報学研究科 非常勤講師
- 2022年4月〜2024年3月
- 日本大学国際関係学部国際総合政策学科 准教授
- 2018年4月〜2024年3月
- 早稲田大学大学院日本語教育研究科 非常勤講師
- 2021年4月〜2022年3月
- 群馬大学国際センター 准教授
- 2018年5月〜2021年3月
- 群馬大学国際センター 講師
- 2015年4月〜2018年4月
- 群馬大学国際教育・研究センター 講師
- 2016年9月〜2017年8月
- 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 非常勤講師
- 2009年4月〜2014年3月
- 北星学園大学 非常勤講師
- 2003年10月〜2011年3月
- 北海道大学留学生センター 非常勤講師
- 2000年3月〜2002年2月
- 国立HANBAT大学外国語学部日本語科 専任講師
受賞歴
- 2021年度秋学期 早稲田大学ティーチングアワード総長賞
- 2016年度秋学期 早稲田大学ティーチングアワード
所属学協会・委員歴
- 日本語教育学会
- 2021年7月~現在 審査・運営協力員
- 2017年7月~2021年6月 支部活動委員
- 社会言語科学会
- 2021年4月~現在 事業委員
- 2017年4月~2021年3月 研究大会委員
- 小出記念日本語教育学会
- 2023年6月~現在 大会実行委員
- 専門日本語教育学会
- 日本語文法学会
- 日本語プロフィシェンシー研究学会