加藤 香代(かとうかよ)
33期生(2017年4月入学)
研究テーマ
外国につながる子どものことばの教育を教師はどのように捉えていくのか
――学校内における教師の「自主勉強会」を通して
関心のある分野
- 年少者日本語教育
- 学校教育の文脈における日本語教育、教師の「話す場」
- 海外日本語教育
自己紹介
小学校の教員として外国につながる子どもたちとかかわってきました。国際教室の担当として学校生活全般において彼らと過ごす中,子どもたちが主体的にことばを学ぶためには何が必要なのか,教科学習に必要な言語能力を身につけるためにどんな授業をデザインするのか,他者との関係作りをどのように学んでいくのかなど考えてきました。
日研に入り,ゼミや実践研究を重ねていく中で,自分の教育観も再構築された気がします。今でも学校現場とかかわらせていただいていますが、そこで自分に何ができるのか模索の毎日です。今後ますます多様化する社会の中で様々な背景をもっている子どもたちが互いを知り,対話を重ねながら成長できるよう,まず自分自身しっかり学び共に成長していきたいと思います。
論文,発表等
- 加藤香代,池上摩希子(2019).校内で教師が共に考える「勉強会」の実践――外国につながる子どものことばの教育を支える試みから見える教師の変容『子どもの日本語教育研究』2,79-98.https://www.kodomo-no-nihongo.com/journal/archives/2[PDF]
- 加藤香代(2018).JSL教育について教員間で対話する場の持つ意味――在籍学級と国際教室の教員が共に考える自主勉強会の取り組み『早稲田日本語教育学』25,119-123.http://hdl.handle.net/2065/00058478
- 加藤香代(2018).「在籍学級と国際教室の教員が共に考える自主勉強会――JSL児童が『わかった』『楽しい』と思える授業を目指して」子どもの日本語教育研究会第3回大会ポスター発表(聖心女子大学).[ポスター:PDF][アブストラクト:PDF]
- 加藤香代(2018).子日研でポスター発表をして『参加報告:子どもの日本語教育研究会第3回大会(2018年3月)』http://gsjal.jp/ikegami/news1803.html