川野さちよ

26期生(2013年9月入学)

研究テーマ

  • キーワード: 地域の日本語交流活動,多様性,持続性,自己実現,学び合い

修士論文

  • 川野さちよ(2015).『多様な日本語教育実践者に必要なこととは何か――地域の日本語交流活動に参加する母語話者の学びから考える』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

発表

  • 山本由美子,川野さちよ,伊吹香織(2015年10月).『演劇的手法において「ことばの学び」はどのように生まれるか――「にほんごわせだの森」の活動から』(ポスター発表)2015年日本語教育学会秋季大会(沖縄:沖縄国際大学).
  • 高橋淳二,伊吹香織,松浪千春,川野さちよ(2015年8月).『「にほんご教育ドーナッツ」活動の報告と模擬実践』(みんなの実践広場 ポスター発表)2015年日本語教育実践研究フォーラム(埼玉県:国際交流基金日本語国際センター).
  • 加藤駿,川野さちよ,菊池理紗,小林由美,松浪千春(2015年3月).「国際化する大学における『ことばの学びと学習環境デザイン』を目指した読解授業の実践報告――日本語母語話者・異レベル非母語話者・実践者の学びと変容」(ポスター発表)早稲田大学日本語教育学会2015年春季大会(東京:早稲田大学).

自己紹介

国内外で日本語教師として過ごす時間は,多様な言葉・文化背景を持った人たちと言葉でコミュニケーションをする面白さや喜びを知る時間でした。その一方で,私には日本語教師として,足りないもの,できないことが多すぎると私自身を悲観し,悩むことも多くありました。

その悩みを解決の糸口を見つけようと,私は日本語教育研究科に入学し,学校内外で多様な人たちと問いかけあうことで,自分のテーマをとことん突き詰めていきました。そして,修士論文を書きあげる時間の中で,私だから見えること,したいこと,できることがあると,私自身を前向きに考えられるようになったと思います。

これからも言葉を通し,多様な人々が対等に学びあい続けることができる居心地のいい場所,教室,社会を多くの人たちと考え,創り続けていきたいです。