クラスナイいづみ

24期生(2012年9月入学)

修士論文

  • クラスナイいづみ(2014).『学習者の学ぶ姿が教師や支援者に示唆するもの――「孤立環境」における学習者へのインタビュー調査から』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

研究業績

発表
  • クラスナイいづみ,孫雪嬌,平澤栄子,道端輝子,山下佳恵(2013年11月23日).「協働で読むとは何か――協働でテキストを読む実践で生まれた実習生の葛藤から」(口頭発表)第6回協働実践研究会(東京:東京海洋大学).

自己紹介

今までアメリカ,ハンガリー,カナダで日本語教育に関わってきました。対象は高校生,大学生,成人で,教育機関も中等教育機関から高等教育機関,個人指導など様々でした。周りが日本語環境になく,日本語を使用する機会も少ない環境で,地道に日本語を学習する学習者と出会い,その姿に感動を覚えました。そして自分は学習者のために,どのような支援ができるのかをずっと考えてきました。それがこの研究テーマに至ったきっかけです。

日研に入学当初は,授業に役立つ知識やテクニックを学ぼうと意気込んでいました。しかし日本語教育とは,単に文法や文型を教えることではなく,学習者の人生において日本語学習がどんな意味を持つのか,日本語教育が社会にどう貢献できるのかという,もっと広い視野に立って考えていくものであることに気づかされました。

まだまだスタートラインに立ったばかりですが,今後も様々な土地で,様々な学習者に出会いながら,日本語教師として,自分が学習者の人生や社会に,どのように貢献できるのかを問い続けていきたいと思っています。