47期生(2024年4月入学)

髙谷 優香子(たかや ゆかこ)

研究テーマ

学習支援教室開設後1年間のボランティアの学びと意識変容

キーワード
  • 地域日本語教育
  • ボランティア
  • 現場生成型研究

自己紹介

高校生の時テレビで地域日本語教室の特集を見て、外国にルーツを持つ子どもの現状を知り、年少者日本語教育に関心を持ち始めました。

大学入学後はオンラインなどで子どもに日本語を教えるボランティアに参加しました。参加する前は「日本語教室は日本語を学ぶ場」だと思っていましたが、活動を通して支援者である私にも学びが多く、「地域の日本語教室は、ただ日本語を学ぶだけの場なのか」と考えるようになりました。

現在は開設したばかりの外国ルーツの子どもへの学習支援教室に参加をしながら、地域日本語教室が持つ役割・機能について考えていきたいと思っております。

西山 実玲(にしやま みれい)

研究テーマ

多様な背景をもつ子どもたちが補習授業校で共に学ぶ良さを活かした活動の考案 ― 複言語複文化環境を生きる子どもたちの言語生活や言語使用経験に注目して

キーワード
  • 年少者日本語教育
  • 複言語複文化能力
  • 日本国外で成長する子ども
  • 在外教育施設

自己紹介

大学のオープンキャンパスで日本語教育に出会い、学部時代には学校教育を主専攻、日本語教育を副専攻として学びました。

大学卒業後には、タイの日本人学校で学級担任と日本語指導担当を経験し、双方の立場でJSL児童生徒への日本語指導の重要性を実感しました。実践をする中で、同じ在外教育施設という枠組みに属している補習授業校に興味を持つようになりました。

補習授業校に通う子どもたちの環境・言語力・ニーズなどは多様ですが、複言語複文化環境を生きているという共通点があります。言語生活や言語使用経験に注目し、自分自身について語り合う活動を行うことが自己理解や他者理解につながるのではないかという考えをもとに、多様な背景をもつ子どもたちが共に学ぶ良さを活かした活動について考えていきたいと思っております。