孫慶旻(そん きょんみん)

17期生:2009年春入学

論文

  • 孫慶旻(2011).『地域の多様な学習者に対する日本語教育に必要な視点とは――韓国人駐在員配偶者の日本語に関する意識から』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書

自己紹介

趣味で学んだ日本語にはまって,大学での専攻,日本留学,日本企業の就職などいわゆる日本語人生を送ってもう8年近くになりました。これからは自分の日本語経験を生かして日本語教育に携わりたいと思い,日本語教育研究科に入りました。

日本語教育研究科の進学を考えていた当時は,どうすれば日本語がうまく習得できるのかに興味がありましたが,進学後理論と実践を学んでからは,もっと広い視野で日本語教育を考えることができるようになりました。

研究科に入って1年経ち,現在一番興味を持っている分野は「地域の外国人既婚女性」です。留学生なのに地域のことを研究するのは珍しいという話を聞いたこともありますが,地域に住んでいる外国人既婚女性の声を同じ外国人として聞き,彼女らに必要な地域日本語教育を探るのはとても意義のあることだと思いました。そのために今は地域のいろんな外国人既婚女性の声に熱心に耳を傾けています。

これからも日本で暮らしている日本人と外国人が共に生きる社会を作るために,またそのつなぎ役になるために頑張りたいと思います。