山口静香
25期生(2013年4月入学)
修士論文
- 山口静香(2015).『多様な背景を持つ子どもを含んだ年少者日本語教育のあり方を考える――定時制高校で出会った若者・アヤの語りを通して』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
発表
- 上原龍彦,井口翔子,人見美佳,尾関史,古賀和恵,武一美,金丸巧,塩見和代,藤倉遥,堀口茉莉,山口静香(2014年3月2日).「外国につながる高校生のキャリア支援には何が必要か――『大学に行ってみようプロジェクト』理念構築プロセスの分析から」第4回年少者日本語教育フォーラム(東京:早稲田大学).
- 高橋清樹,佐屋麻利子,山口静香(2014年8月30日).「NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわの取り組み」(「生活者としての外国人」のための日本語教育事業:地域日本語教育実践プログラムAポスターセッション)平成26年文化庁日本語教育大会(東京:昭和女子大学).
自己紹介
学部を卒業して初めての職場は,在日外国人に賃貸を紹介する不動産会社でした。毎日色んな国から来た人達と出会い,一緒に部屋探しをしながら東京の町を歩き,とにかく楽しい仕事でした。でも,時々来るビザのステータスが確認できない人,お金のなさそうな人,肩書(会社員,留学生など)のない人へは,会社として対応できませんでした。そんなことが何回かあり,「もっと色んな人と,もっと深く関わりたい」と思ったのが日本語教育へ足を踏み入れたきっかけです。
日研へ入学する前は,定時制高校で働いていました。そこでの子どもたちとの出会いが,研究テーマにつながっています。
修了した現在は,再び高校や地域の教室で外国につながる子どもたちに関わる仕事をしています。引き続き,日本語教育に向き合っていきます。