上田 潤子(うえだじゅんこ)
26期生(2013年9月入学)
自己紹介
幼い頃より,女であることと東洋人であること(小学生の間,ヨーロッパに住んでいました)でマイノリティとしてのアイデンティティを意識してきました。マイノリティがいかにして自らのアイデンティティに誇りを持ち,強く生きていくか,というのが一生のテーマです。
研究テーマ
- マイノリティのアイデンティティと言語
修士論文
- 上田潤子(2015).『外国人技能実習制度における日本語教育の役割――中国人技能実習生のライフストーリーから』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文[概要書].
業績
論文
- 上田潤子(2018).ある中国残留孤児の系譜――一世から四世までのインタビュー.川上郁雄,三宅和子,岩崎典子(編)『移動とことば』(pp. 149-170)くろしお出版.
インタビュー
- 上田潤子(2017).名前とアイデンティティ――日本にルーツを持つ学生へのインタビュー『早稲田日本語教育実践研究』5,93-112.http://hdl.handle.net/2065/00053679
エッセイ
- 上田潤子(2015).移動しながらことばを学ぶ『ジャーナル「移動する子どもたち」――ことばの教育を創発する』6,44-52.http://gsjal.jp/childforum/journal_06.html
報告等
- 上田潤子(2016).あらゆる授業で役立つ「活動」『わせだの森――森で育まれた卒業生のいま』http://gsjal.jp/ikegami/morinow.html
学会発表
- 上田潤子,中野玲子,滝島由紀(2022年5月).「『特定技能介護士』現地学習開始から日本就労までの実践報告――カンボジアと日本の連携に焦点を当てて」日本語教育学会春季大会(オンライン).
- 上田潤子(2018年11月)「北朝鮮の日本語教育―今後の日朝関係に向けて―」日本語教育学会秋季大会(プラザヴェルデ).
- 上田潤子,福村真紀子,中野玲子(2018年9月).「技能実習生を取り巻く接触場面――日本人のインターアクション能力の向上を視野に入れて」言語管理研究会「言語教育と言語管理」分科会(東海大学).
- 上田潤子(2017年4月).「或る中国残留孤児の系譜――一世から四世までのインタビュー」移動とことば研究会(早稲田大学).
- 上田潤子(2016年9月).「外国人技能実習制度における日本語教育の役割」韓国日本語教育学会(忠南大学).
- 上田潤子(2016年8月).「学習者になってみる――『架空の言語』の直接法授業」日本語教育学会実践研究フォーラム(東京外国語大学).