「にほんご・わせだの森」研究成果一覧

2006年度春学期から始まった地域日本語教室「にほんごわせだの森」関連の研究成果の一覧です。ぜひご覧ください。(2013年5月現在)

学位論文

※「閲覧」可とされたもののみ紹介(全文閲覧希望の方は修士論文閲覧方法をご参照ください)

  • 松本裕典(2013).『言語教育観の意識化と自己変容――過去・現在・未来を結ぶ自分誌実践の試み』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF
  • 角浜ひとみ(2013).『教室を構成する主体の歴史的文脈に位置づけられる教室実践――「にほんごわせだの森」を事例として』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF
  • 井上貴子(2012).『高校留学生の「ことばの学び」を支援する日本語教育とは何か――実感に支えられた日本語使用経験の構築をするために』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF
  • 大森優(2010).『「個」からはじまる関係性を目指して――「にほんご わせだの森」における「ことば」の捉え直しから見えたこと』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF
  • 林亜友美(2010).『ティームティーチングにおける教師同士の相互理解――コミュニティが「機能」した教育への一考察』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF
  • 新居知可子(2008).『地域日本語活動において目指すべき対等性の問い直し――「2007春にほんごわせだの森」に参加した母語話者へのインタビューを通して』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF]
  • 岡田亜矢子(2007).『接触場面における「伝え合い」は何を可能にするのか――「共通理解」を共有するプロセスを見つめ直す』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF

論文

  • 池上摩希子(2009).「教室」の解体が創出するもの――「にほんごわせだの森」の実践から考える対話の可能性.衣川隆生,小林ミナ(編)『教室』(日本語教育の過去・現在・未来3)(pp. 161-179)凡人社.
  • 新居知可子(2008).母語話者と非母語話者の固定的役割を超える日本語支援活動を目指して――「2007春にほんごわせだの森」に参加した日本語母語話者へのインタビューから『早稲田日本語教育学』2,45-58.http://hdl.handle.net/2065/26451
  • 中川智子,尾関史(2007).絵本を活用して「ことばの力」を育む――地域日本語教室「わせだの森」における実践を通して『早稲田大学日本語教育実践研究』6,3-12.http://hdl.handle.net/2065/26574
  • 岡田亜矢子(2006).対等な関係性と相互学習をめざした地域日本語教育――「お話しグループ」5回目の実践から見えたこと『早稲田大学日本語教育実践研究』5,3-12.http://hdl.handle.net/2065/5768

記事・その他

  • 池上摩希子(2009年5月12日).「生きる力」「考える力」を身につけるための日本語教育へ『知の共創――研究者プロファイル』(Webマガジン).http://www.waseda.jp/rps/information/magazine/profile/profile_090512.html
  • 中川智子(2007年6月7日).日本語教育実践研究(1)「にほんごわせだの森」『早稲田ウィークリー』1126,4.[オンライン版
  • 池上摩希子(2007).日本語教育実践研究(1)――「自ら考え自ら組み立てる」実践『早稲田大学日本語教育実践研究』6,1.http://hdl.handle.net/2065/26580
  • 池上摩希子(2006).日本語教育実践研究(1)――「地域と日本語教育」をめぐる考察と実践『早稲田大学日本語教育実践研究』5,1.http://hdl.handle.net/2065/5770

研究発表

  • 角浜ひとみ(2012年10月27日).「実践から自らの教育観を捉えなおす――待遇コミュニケーション学の可能性」待遇コミュニケーション学会学会創設5周年記念大会(2012年秋季大会)口頭発表(東京:早稲田大学).
  • 松本裕典(2012年10月20日).「問題意識の変容を記述する――協働実践研究による言語教育実践者としての立場の形成へ」第4回協働実践研究会口頭発表(東京:政策研究大学院大学).
  • 松本裕典,角浜ひとみ,マルケス・ペドロ,高須こずえ,田中奈緒(2012年9月23日).「重ねた「対話」がもたらす言語教育観の更新――「つながりをつくる」ことを目指した「にほんごわせだの森」の実践のプロセスから」早稲田大学日本語教育学会2012年秋季大会ポスター発表(東京:早稲田大学).
  • マルケス・ペドロ,角浜ひとみ,松本裕典,高須こずえ,田中奈緒(2012年9月9日).「「日本語話者」というアイデンティティ――「にほんごわせだの森」が目指す「つながりをつくる」ことの意味」国際研究集会「私はどのような教育実践をめざすのか――言語教育とアイデンティティ」口頭発表(東京:早稲田大学).
  • 栁田直美,古賀和恵,牛窪隆太,小林ミナ,池上摩希子(2012年8月19日).「学習者の多様化は日本語教師の多様化を招くか」2012年日本語教育国際研究大会パネルセッション(名古屋:名古屋大学).
  • 品田潤子,池上摩希子,中河和子,嶋田和子(2012年5月26日).「「社会型日本語教育」を担える人材とは――教師教育の視点から」2012年度日本語教育学会春季大会パネルセッション(東京:拓殖大学).
  • 林亜友美,菅原るり,安藤宴子,塩島弥生,福岡順子,福村真紀子,細谷仁美(2010年8月1日).「省察による設計者の理念と実践の変容――「にほんごわせだの森09秋」の実践報告から」2010世界日本語教育大会ポスター発表(台北:国立政治大学).
  • 池上摩希子,小林ミナ(2010年8月1日).「多様化する日本語教育と教師養成――大学院主専攻での教育実習を事例として」2010世界日本語教育大会口頭発表(台北:国立政治大学).
  • 井上春菜(2010年3月20日).「社会づくりのための日本語教育とは――「にほんごわせだの森」という場の形成過程と意味から」早稲田大学日本語教育学会2010年春季大会ポスター発表(東京:早稲田大学).
  • 新居知可子(2008年3月29日).「学習者との固定的役割を超える「経験」と「学び」――「2007春にほんごわせだの森」に参加した日本語母語話者へのインタビューから」早稲田大学日本語教育学会2008年春季大会口頭発表(東京:早稲田大学).
  • 新居知可子,村上まさみ,酒井清夏,小島佳子,大野のどか(2007年12月2日).「「大学-地域設計型」の地域日本語教育研究に関する一考察――実習生は何を目指し,どのような場を築き上げたか」多文化協働実践研究・全国フォーラム(第1回)グループ発表(府中〈東京都〉:東京外国語大学).

報告書